![]() |
2008.11.06 Thursday
リンゴ
リンゴが落ちるのを見て、ニュートンは万有引力を発見したらしい。
この話は有名だ。 本当にそうだったかどうかは知らないが、いくらかの真実が混じっているのだろう。 でも、普通の人なら、地球とリンゴが引き合うとは思えない。 それが天才の証明なんだろう。 リンゴが落ちる…、これは木になるのだから、絵になる。 高いところにできるのだ。 それでもなぜリンゴなのだろう。 緯度を考えると、イギリスに果物はそんなにできないことに気づく。 ロンドンの緯度は東京よりもかなり高く、北海道に近い。 だから、リンゴなんだろう…。 ロンドンの果物といえば、もう一つはイチゴ。 ウェッジウッドの陶器の皿に、ワイルドストロベリーというのがあった。 イチゴというのは、いろんな種類がある。 でも、ワイルドという名前がついているイチゴだから、野生だ。 育てて食べようとは思っていないのか…。 元々、イギリスの人たちは、北の国だし、果物というものにあまり期待はしていないのかもしれない。 そんなわけで、地球と引き合って落ちたのは、リンゴになった。 北の大地で育った、野生のリンゴだったろう。 まずいとは思うが、食べてみたい気もする。 |
![]() |