考えたこと2

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F先生
F先生は体育の先生だった。

中三の時の先生。
3年6組だった。
あの当時の中学は45人くらいのクラスで11組まであった。

女性の先生だったが、こわかった。

大柄で、声が大きく、きれいだった。

バレーボールをやっていたらしい。

あの頃のぼくは、あまり何も考えていなかったなあ。
今でも、考えているとは言えないが…。

中学最後の学年だったが、とくに何も考えず、卒業をした。

中学の先生は気の毒だと思う。
クラブをやっていれば、まだマシかもしれないが…。
何を言っても、聞いているようで聞いていない。
鼻持ちならない自分がいる。

友だちもいるにはいるが、中学だけの友だちというのはいない。
小学校か、高校のどちらかが一緒という友だちだ。

ぼくはクラスでは目立たなかった。

でも、そんなぼくでも卒業式の日、仰げば尊しと蛍の光をうたって、少しジーンときた。
そんなことを思い出す。

F先生の黒いスーツ姿。
卒業式の日のために、スーツを着ていたのだ。

中学か…。
何をしていたのか、わからない年頃。

でも、大人になるために必要な時間。

そんな時が誰にもある。


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