考えたこと2

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歌の時代
テレビを見ていたら、黒人の演歌歌手がでてきた。

たしかに、演歌と黒人の取り合わせはめずらしく、ヒップホップか…と思わせる外観であれだから、気をひくのは間違いない。
でも、曲は演歌だからなあ…。

と思ったら、本当に売れているという。
サビの部分は、作曲者の宇崎竜堂でも歌えないとのこと。
ふーん、さすがに難しそうだ。

従来の演歌層に比べて、20代の女性が多く買っているとの分析。

最近の演歌は、カラオケで歌いやすくということを考えて作っていたらしい。
なるほど。
そうなるとこれは難しいだろう。
だからこそ、歌のうまさで売れる。

去年の冬、近所の寿司屋で聞いた演歌を思い出した。

店に客はぼくらだけで、テレビでかかっている演歌が流れていた。
何の歌だったか…、冬の夜にしみる演歌だった。

あの場面では、アリスの「冬の稲妻」やハイファイセットの「暖炉でマシュマロ」は似合わない。

ひれ酒を飲みながら、冬の寒さをたのしむ。

歌のうまさが問われるところだろう。

また、演歌の時代が来るんだろうか。
そんなに甘いことは起こらないと思う。

でも、今まで過小評価されてきた、歌謡曲の逆襲だ。

本当にうまい歌を聴くという、そんな時代が来るかもしれない。

下手な歌手がたくさんいるからなあ…。




| | 音楽 | 20:53 | comments(0) | trackbacks(0) |