考えたこと2

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トランプの功績
トランプ元大統領の話題が続く。
ネットの記事にあったが、トランプ元大統領の一番の功績は「2対1ルール」だという。
そういえば、以前に聞いたことがある。

2対1ルールとは、新しい規制を1つ作りたかったら、いらない規制を2つ廃止しろ、というルール。
ほっておいたらどんどん規制を増やすのが役人の傾向。
それでたくさんの規制ができて、時代の変化についていけず、新規の事業や仕事の効率化が進まない。
そのために、規制を減らそうというのが2対1ルールだ。
結局、1つ増やして、2つ減らすのだから、トータルでは1つ減になる。

トランプ氏が大統領になって直後に出した大統領令だった。
これはすごい。
昔からある規制のおかげで、なかなか前に進まないことがたくさんあると思う。

セルフのガソリンスタンドは、消防法の規制を緩和することで設置できるようになったし、コンビニの出店が住宅の近くにもできるようになったのも、「第1種低層住居専用地域」への出店規制の緩和があったからだ。

これからの日本では、労働者の数が減り、生産性を上げて仕事を進めないといけない。
そのためにも、技術の進歩等で可能になったり、社会情勢の変化で不要になったり、あるいは新しい事業のジャマになる規制はどんどん撤廃すべきだと思う。
もちろん、その規制ができた経緯はしっかり調べて、それをやめるについては考えないといけない。

日本の役人は真面目だから、何か問題が起これば、どんどん規制を作る。
でも、作った規制はほとんど見直されないのではないか。
そして、その規制が新しいことをやる時のジャマにすらなっているのが現実だと思う。

昔アメリカやヨーロッパに出張したとき、ガソリンスタンドで自分でガソリンを入れるのにびっくりした。
もう40年ほど前の話。
なんでアメリカやヨーロッパでできることが、日本でできないのだろうと思っていた。
それを「おもてなし」という言葉で言うには、あまりにも無駄だ。

日本の美徳のようになっている「おもてなし」という言葉で、実際にはたくさんのムダができているのかもしれない。
そしてそれが無駄な仕事を増やし、人を増やして、結局は給料を下げているのかもしれないと思う。

アメリカでは2017年から2019年の間に、新設1つの規制について、8個の規制が廃止されたという。

日本の給料が上がらない原因の一つは、多すぎる規制ではないか。


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