考えたこと2

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学校法人の非常識
民間ではあり得ないことが起こった。
東京福祉大の元総長が強制わいせつ罪で実刑判決を受けたが、総長に復職したという。
普通の会社なら、そんなことは起こらない。

文科省は学校に経緯の報告を求めているらしい。

懲役2年の実刑判決を受けても、もう10年が経過しており、刑の効力は消滅しているとのことで、法的には問題ないという。

総長は学校法人の理事長も兼務しているということだ。
結局、法的に問題がなければ、かまわないということで理事会が承認したのだろう。
この学校法人には、法を超える倫理はない、ということだ。

今回は文科省も「トップへの権限集中を是正する」という再発防止策を学校側に指摘している。

日大の件といい、今回の東京福祉大の件といい、ガバナンスが機能していないのは明らかだ。

ぼくは受刑者の権利を束縛するつもりはない。
だが、70歳を超えて、2年の強制わいせつ罪の受刑を終えた老人が10年を経て、まともな経営判断はできないと思う。
それは多くの理事も同じだろう。

大学側は「卓越した人格と学識を持つ中島氏の強いリーダーシップを求める声が学内で自然発生的にあがったため」「余人をもって代えがたく、宝の持ち腐れになってしまう」と言っているらしい。

この大学は3年間で1600人の留学生が所在不明になったりしている学校。

いったいどこが「余人を持って代えがたい」のだろうか。
もしそうだとすると、東京福祉大学はよほどの人材不足なのだろう。

こんなことがまかり通るのなら、昨日の理事会の改革案は是非とも通すべきだ。

こんな時こそ、首相権限で突破しよう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:05 | comments(0) | trackbacks(0) |