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2019.03.27 Wednesday
ドラムかギターか 2
数日前に書いたドラムか、ギターかというアンケートが終了した。
投票数は386票まで増えたが、結果は変わらずドラム64%、ギター36%という結果。 やっぱりギターは人気がない。 ギターという楽器は、手軽で持ち運びができ、どこでも演奏できて、譜面が読めなくてもコードを覚えれば弾くこともできて、値段は安いし、いい楽器だと思う。 管楽器は単音だが、ギターはそうではない。 弦が6本あるから、一度に6つの音が出せる、というのは素晴らしい。 構造が簡単だから、いろんなサイズがある。 ネックの長さやボディの大きさ、子どもでも弾けるミニギターもある。 弦はスチールか、ガットか選べる。 今はフォークギターのサイズのガットギターもある。 弦の太さもいろいろなバラエティがあり、押さえる力が弱くてもいい細い弦ができている。 エレキギターか、アコースティックギターかも選べる。 大きな音が出したければ、エレキギターとアンプを使えばいい。 これも昔ならお金がかかったところだが、かなり安くなった。 入門セットなら、2万円もかからない。 さらに、エレキギターの場合は、いろんなエフェクトがかけられる。 メタルのような歪んだ音も出せるし、ジャズギターのようにクリーンな音も自由自在だ。 80年代には、まだまだ値段が高かったが、今はそれらの機材も桁違いに安くなった。 と、つらつらギターの良さをあげたが、カリスマ性がなくなったものは仕方がない。 フェンダーの社長も書いていたが、今はギターヒーローがいなくなった。 音楽のジャンルも変わってきたのだろう。 ヒップホップなどはリズムが命だ。 だから、ドラムの方が倍の人気になるのか…。 たしかにエレクトリックドラムなら、安価なものは3万円もしない。 設置場所さえあれば、ヘッドフォンで練習できて、練習ソフトなどもある。 音もしないし、夜でも練習できる。 昔は家でドラムがたたけるというと、広い家で音を出してもOKな、金持ちの持ち物という感じだった。 しかし、今はアコースティックなドラムセットでも4万円以下で買える時代。 少子化で子どもが使えるスペースも広くなったのかもしれない。 ドラム普及の条件が整っているのだろう。 あのフェイスブックのアンケートは若い層が答えているのだろう。 今はヤマハは管楽器に力を入れているから、ブラス女子が多いのかもしれない。 ブラスバンドにはギターはないからなあ。 意外と太鼓の達人などのゲームが影響していたりするかもしれない。 リズムを刻むのは、人間の本能に訴えるものだ。 その楽しさをゲームで知った世代が、ドラムを始めたいと思っているのかもしれない。 ギターはどうなっていくのだろう。 |
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