考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
モビリティサービス
将来の自動車産業はどうなるのか、というのは興味がある。
ぼくはクルマに関わる仕事を25年してきて、やっぱりクルマが好きだからだ。

最近、「MaaS」という言葉を聞いた。
これはMobility as a Serviceという意味で、「ライドシェアなどの移動にからんだ新しいサービス」ということ。
いよいよ、クルマの新しい使われ方が具体的になってきた。
MaaSの市場は、「2050年に300兆円を超える規模になる」と言われているらしい。

自動運転やライドシェア(カーシェア)、車同士が通信するコネクティッドカーなどの技術が新しい市場を生み出す。
今でも都市部では若い人たちはクルマを持たない。
社会保障に払うお金が増えたということもあるが、クルマに乗りたければ、カーシェアリングの会員になれば済むからだ。
インターネットでの会員登録、決済、地図の表示などの仕組みが、安くカーシェアリングを実現した。

耳が痛いが、自家用車の稼働率は3%程度だという。
一家庭に一台というのは、社会全体で見たらロスになる、という発想がMaaSの考え。
空いているクルマをみんなでシェアして利用しよう、というのは特に日本の都市部では有効だ。
何より、クルマを持たないことによって可処分所得が増える。
豊かになるのだ。

ぼくの時代は、仕事をしてクルマを持つことが夢だった。
新車が出るたびに、カー雑誌を買ってどんなクルマか調べる人もいた。
そのカー雑誌も激減してしまった。

若い頃、会社に入ってくる若い人の中には、ラリーをやっている人もいた。
給料をつぎ込んでクルマを改造して、ラリーに出るのが趣味という人もいた。
今では公道を走るラリーの規制が厳しくなり、どんどん下火になってしまった。

レース人口も減ったと思う。
乗る人だけでなく、見る人も減った。
日本全体で、自動車市場は縮小していると思う。
軽自動車が全自家用車の4割売れる時代。
日本はもう、そういう時代なのだ。

日本の田舎のように、公共交通機関を自治体が維持できなくなるようなところは、Uberのようなクルマとドライバーをシェアするという考え方が合っている。
高齢化社会で、働き手が不足する時代だから、シェアしないともったいない。

そういう、社会の効率化という意味では、MaaSというのは普及すべきなんだろう。

ぼくらがクルマに憧れた、最後くらいの世代ということかもしれないなあ。


| | 考えたこと | 23:29 | comments(0) | trackbacks(0) |