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2018.04.05 Thursday
先輩の驚き
昨日は新人の驚きだったが、今回は先輩の驚きの方を取り上げる。
30代〜50代の社員500人の声。 1位は友達感覚で話しかけてくる、だった。 これはぼくが驚いた。 そんなことがあるのだろうか…。 目立ったのが、「何でもマジですかと返してくる」という声。 ほんまかいなと思うが、今はそうなのかもしれない。 2位はプレゼンなど人前で話すのが上手、という驚き。 好印象ということだ。 ここは学生時代にそういう機会が多くなったのもあるのだろう。 3位はプライベートを優先する、ということ。 新人の方では「飲み会に誘われない」という驚きもあったが、ここではアフター5の付き合いの悪さも上がっている。 どっちもどっち、ということか。 4位は周りと競わない、という声。 昔と違って、クラスの人数も減ったし、学校は平等を第一として、やってきたから、競争心がなく見えるのかもしれない。しかし、今の会社の制度の中では、若い時に頑張っても差はそんなにつかないということもあるから、もっと能力給化してほしい、ということの裏返しかもしれない。 5位は手取り足取り教える必要がある、ということ。 昔のように、先輩を見て見よう見まねで覚えていく、というような気がないのかもしれない。 アルバイトに慣れて、マニュアルがないとダメということなのかもしれない。 スタッフワークとアルバイトの違いがわからない、ということもあるか。 6位は仕事への不満を隠さない、ということだ。 これは主に、仕事を教えることと絡むらしい。教えてくれないから、不満ということだ。 「何の努力や工夫もなくできないと平気で言う」という35歳の声もある。 日本の企業はOJTが多いから、こういうことが起こる。 7位は職場の固定電話を率先して取らない。 これは住所録が内蔵されていて、相手が先にわかる電話しか取ったことがない、ということが原因。 今の電話や携帯、スマホという通信手段に慣れて、誰かわからない相手と話せない。 こんなのこそ、入社時の研修でやったらいいのに、と思う。 8位はネット検索が速い。 これは褒め言葉だろうと思う。わからないことはその場で検索、というクセだろう。 いいことだが、覚えなくなった。 9位は宴会で最初からビール以外を飲む、というもの。 まあ、とりあえずビールということではない。 どうでもいいと思うが…。 10位は配属後もSNSで同期とつながっている、だった。 SNS世代だから、同期入社とのつながりは昭和生まれよりも強くなるのだろう。 そのツールがSNSになる。 同期とつながっていること自体はいいことだ。 友達感覚で話す、ということ以外はまあ妥当なところかと思う。 プレゼンや電話など、世代の差が出ている。 世代変われば、行動が変わる。 彼らも50代になれば、同じように若い人を見て驚くことんだろう。 歴史は繰り返す。 |
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