考えたこと2

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孤独死
2016年、誰にも看取られずに自宅で死んだ人は、推定で年間8万人もいるらしい。
これらの人たちは孤独死と呼ばれて、解剖台で看取られている。
その7割が男性。

周りの人に迷惑をかけるケースもある。
発見が遅れて、腐乱してしまったりすると、大変だ。
少子高齢化というのは、すなわち少産多死ということだ。
毎年、死ぬ人が多くなったことが、孤独死を生む。

核家族化が進み、なかなか看取りができなくなった。
長生きになったのも、それに拍車をかける。
看取る方も年をとって、大変になってきたのかもしれない。

この調子で高齢化が進んでいくと、10年ほど先には、もっと孤独死が多くなるだろう。
2040年には年間の死者が30万人増え、160万人を超えるという。
文字通り多死社会がやってくる。

2040年、生きていたら83歳。
たぶん、死んでいるだろう。
亡くなる人たちは、死ぬ時に迷惑を周りにかけたくないとは思っている。
それでも、孤独死をしてしまったら、どうしようもない。

そうならないために、これからいろんなモノができるだろう。
毎朝話し相手になるロボットとか、遠隔で看取りができる身につけられるモニターとか…。
その頃には、施設の数も足りなくなるから、そういうテクノロジーは、発達するだろう。

コミュニティーも変わらないといけない。
近親者でなくても、近所の人でもいいから、見回ってくれる人がいればいい。

しかし、田舎の方でみんな年寄りというようなところはどうなるんだろう…。

考えれば考えるほど、暗くなる。

たしか、その頃には年金も苦しくなっているはず。
若い人の社会保障の負担はどうなっているんだろう。
それこそ、消費税を20%とかにしないといけない。
欧州諸国は軒並み20%以上になっている。
社会保障のお金は消費税を上げて、みんなで負担しないと…。

年寄りのワガママが、若い人たちを苦しめないようにしないといけないなあ。

そうは思っているのだが…。


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