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2018.04.26 Thursday
時短経営
ロイヤルホストは24時間営業の店舗を廃止した。
社長は年7億円の減収を覚悟したらしいが、客単価が上がり、逆に3.7%の増収になったとのこと。 少子高齢化に対応して、ゆったり座れるようにして、単価の高いものが売れるようになったらしい。 もうぼちぼち24時間営業は止めたらどうかと思う。 以前、警察署長と話をした時、夜中に店が開いているから夜道を出歩く人が増え、だから犯罪が増える、という事を聞いた。 昔は夜中に出歩く人などいなかった、とも言っていた。 それはそうだろう。 ぼくらが小さい頃は夜中に外など行く人はいなかった。 行くところがなかったからだ。 今は中学生や高校生でも、夜中に出歩く時代。 ファミレスが24時間営業を始めたのは、バブルの頃だ。 80年代に始まった。 コンビニはもっと早い。 日本は、ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われるようになる道を歩んでいた。 24時間戦えますか?というようなコピーもあったなあ。 実際、24時間営業をやめても利益が増えている例も多いとのこと。 豊かな高齢者を取り込めばいいのだ。 今の日本、金融資産の半分ほどは60歳以上の人が持っているという。 そこをターゲットにすると、24時間営業は不要だろう。 人手不足の問題もある。 夜間店を開けておくデメリットも大きくなってきた。 人口動態からも、夜間出歩く年齢層が減っている。 結局70年代から、日本は例外的に成長し、いろんなものをそれに対応させてきたのかもしれない。 もはや高度成長は終わったのだから、元に戻していけばどうかと思う。 そうすれば、犯罪も減るだろう。 |
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