考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< January 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
士農工商
今の歴史の教科書には「士農工商」という身分制度は載っていないらしい。
研究の結果、そういう厳しい身分制度はなかった、というのがその理由。
ビックリした。
あれは、間違いだったのか…。

ウチの息子たちに聞いたら、どっちも習っていた。
今は載っていないらしい、と言ったが、それほどの感慨はないらしい。

一応、武士は一段上ということだが、農工商は対等だったというのが、教科書会社の弁。
それが最新の研究結果とのこと。

士農工商が消えたということは、明治になってからの「四民平等」も消えたということだ。
もともと武士を除けば、上下の区別がなかったということだから、最初から平等だったということになる。

その関連でWebを見ていたら、鎌倉幕府も1192年ではなく、1185年になっているらしい。
いい国作ろう鎌倉幕府だったが、今はいい箱作ろうだ。
意味が通らないが…。

江戸時代の身分制度をあげて、暗黒の時代のようにいうのは、封建制度が悪だという史観に基いていたから、という気がする。
時代はそういう時代だった。
戦後70年近く経って、普通に戻ったということか…。

歴史は生き物だ。
そんなことになっているとは思わなかった。

日本だけでなく、教科書に載っているアメリカのことも変わっている。
奴隷解放で有名なリンカーン大統領は、今はリンカン大統領という表記らしい。
リンカンというと、林間学校しか思い出さない。
リンカン大統領とはなあ…。

時代は変わる。

独立して、歴史というものは存在しないのだろう。
その時代の見方というものがある。

だから、いろんなところで争いが起こる。

困ったものだ…。


| | 考えたこと | 16:52 | comments(0) | trackbacks(0) |