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2018.01.27 Saturday
士農工商
今の歴史の教科書には「士農工商」という身分制度は載っていないらしい。
研究の結果、そういう厳しい身分制度はなかった、というのがその理由。 ビックリした。 あれは、間違いだったのか…。 ウチの息子たちに聞いたら、どっちも習っていた。 今は載っていないらしい、と言ったが、それほどの感慨はないらしい。 一応、武士は一段上ということだが、農工商は対等だったというのが、教科書会社の弁。 それが最新の研究結果とのこと。 士農工商が消えたということは、明治になってからの「四民平等」も消えたということだ。 もともと武士を除けば、上下の区別がなかったということだから、最初から平等だったということになる。 その関連でWebを見ていたら、鎌倉幕府も1192年ではなく、1185年になっているらしい。 いい国作ろう鎌倉幕府だったが、今はいい箱作ろうだ。 意味が通らないが…。 江戸時代の身分制度をあげて、暗黒の時代のようにいうのは、封建制度が悪だという史観に基いていたから、という気がする。 時代はそういう時代だった。 戦後70年近く経って、普通に戻ったということか…。 歴史は生き物だ。 そんなことになっているとは思わなかった。 日本だけでなく、教科書に載っているアメリカのことも変わっている。 奴隷解放で有名なリンカーン大統領は、今はリンカン大統領という表記らしい。 リンカンというと、林間学校しか思い出さない。 リンカン大統領とはなあ…。 時代は変わる。 独立して、歴史というものは存在しないのだろう。 その時代の見方というものがある。 だから、いろんなところで争いが起こる。 困ったものだ…。 |
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