考えたこと2

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超小型衛星
小型の衛星というと、だいたいどれくらいの重さかわかるだろうか。
300キロちょっとあるらしい。
ちょっと太った人の3人分だ。
結構重い。

キャノンが、さらに手軽な超小型衛星の開発をやるらしい。
これが重さ65キロくらい。
大きさは50cm✕50cm✕85cmだから、だいたい家庭用の扇風機の段ボール箱くらいの大きさ。

その超小型衛星でも、1メートルの精度で地上を見ることができる。
キャノンの一眼レフEOSの技術などが使われている。
カメラのメーカーだから、精密機器は得意だろう。

農作物の生育状況のチェックや鉱物資源の探査などの用途があるらしい。
今はグーグルアースという無料のサービスもあるが、あれはリアルタイムではないからなあ。

こういうビジネスが広がると、宇宙も身近になる。
でも、まだまだ超小型衛星のコストは高く、1基10億円程度。
普通の小型衛星の1/10らしい。

こないだテレビで宇宙考古学というのをやっていた。
衛星からの地上写真を加工し、どこに遺跡があるかをそこから探す。
エジプトのピラミッドの近所の遺跡調査をやって。
あれも、新しい衛星利用の形だ。

小さいものを作るのは、日本の得意技。

このビジネス、うまくいってほしい。


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