考えたこと2

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クラシックカー
ぼくも長いこと生きてきたと思う。
気がついたら、自分が若いころに現役だったクルマがクラシックカーと呼ばれるようになっている。

今年の1月26日、「JCCAクラシックカー フェスティバル ニュー イヤー ミーティング」が、東京お台場で開催されたとのこと。
もちろん、外車もあるが、国産車も多い。
70年代に作られたクルマなら、作られてから40年程度経っており、充分クラシックカーの資格がある。

その写真を見ると、パブリカやトヨタスポーツ800、セドリックやグロリアの古いモデル、サニー1000やダイハツのオート三輪、ホンダのS600やS800、初代ロータリーエンジンのコスモなど、懐かしい車のオンパレードだった。

小学校の低学年の時に、始めて運転席に座らせてもらった。
親戚のおじさんが自営業をやっていたのだが、三菱コルトのリフトバック(今でいうハッチバック)を買って、祖母の家に乗ってきた。
それが珍しくて、路上に止めたクルマに乗せてもらったのを覚えている。
あれが、小学校の2年か3年くらいだったか…。

考えてみると、ぼくが小学校の時に、スバル360やキャロル、ミゼットなどの小さなクルマが走り始めた。
日本のモータリゼーションの始まりだ。
非舗装だった道がアスファルトで舗装され始め、小学校6年の時に家の近所であったクルマの見本市に行って、小学生にカタログをくれて、持って帰ったのが2代目のカローラだったと思う。
1969年だ。

カローラが出て、サニーが出て、ブルーバードが出て、セリカが出た。
ブルーバードは四輪独立懸架機構で、サファリラリーを制覇したという宣伝だった。あれが70年だった。
N360で四輪に参入したホンダが、ホンダZを出したのも70年。
あの水中メガネみたいなリアウィンドウがカッコ良かった。

あの頃のクルマが、クラシックカーになっている。
作られて40年ほど経っているのだから、立派なクラシックカーだろう。

ディスカバリー・チャンネルでやっている、クラシックカー・ディーラーズという番組は、欧州のクラシックカー(50年代〜)を買い付け、リストアし、転売するというぼくのお気に入りの番組だが、日本車で出てきたのはMR2、RX7、スカイラインあたりだ。
比較的新しいクルマ。
それはそうだろう。
欧州に輸出されていないと、イギリス人は知らないからなあ。
だから、日本車は80年代のクルマがクラシックカーになるのだろう。

でも、クラシックカー・フェスティバルの写真を見て、実際はもっと古い車も日本にはあるということを思い出した。



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