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宇宙エレベーター 2
去年の10月に一度書いたが、宇宙エレベーターのプロジェクトができたらしい。
日経によると、日本の大手ゼネコンが動いている。

2/26の記事によると、こんな感じらしい。

「2050年8月。会社員の佐々木希海さん(仮名)は念願の宇宙旅行に出発するため、南国の人工島に向かった。そこには宇宙につながるエレベーターの発着所がある。訪れるとエレベーターが6両、電車が縦になったような状態で待ち構えている。車両に乗り込むと列車のように座席がずらりと並んでいた。予約していた窓際の「2A」席に座り、シートベルトを締めた。
 「静止軌道ステーション行き、まもなく発車します」。アナウンスの後、扉は静かに閉まり、エレベーターは上空に向けて動き出した。徐々にスピードが上がり、気がつくと速度計は時速200キロメートルを指していた。大気圏を抜けてもゆっくり進むため、体に違和感はない。まるで新幹線のような乗り心地だ。8日後、高度3万6000キロメートルの宇宙ステーションに到着。宇宙服をまとい、外に出ると地球からは拝めない満天の星空が広がっていた。「ここが宇宙なんだ」。無重力空間でフットサルをしたり、食事をしたりと宇宙空間ならではの体験を満喫した。」

宇宙空間というと、はるか彼方のように思うが、そんなに遠くない。
静止衛星の位置が、地上からたった3万6000キロメートルだ。
ちょうど地球の赤道を一周した距離。
人間が数えてイメージできる距離ではある。
その長さを上に上げたのが、宇宙エレベーターになる。

まあ、途方も無いといえば、途方もない距離ではあるが…。

2050年が目標だそうだから、あと35年か。
まあ、生きていないだろうなあ。
でも、子供の世代はまだまだ生きている。

カーボン・ナノチューブ(CNT)が鍵になる。
今は頑張っても長さ数センチが限度だが、技術開発できれば宇宙が近くなる。
夢があるなあ。

なぜ建築ゼネコンがやっているのかというと、景気がよくないからだろう。
ゼネラル・コンストラクターというのは、総合建築業者のことらしいが、そんなに大きな構造物があまり建てられなくなってきたんだろう。
橋とか、トンネルとか、タワーとか、景気が良ければいろんなところでそういうプロジェクトができるが、低成長が20年ほど続いて、最近はあまり聞かない。

だから、宇宙エレベーターではないか。
夢がある。

人間が作ったもので一番長いものになるだろう。
当然ギネスに載る。

ぜひやってほしいと思う。


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