考えたこと2

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That'll be the day
"That'll be the day"というドラマの中のセリフに、「おととい来い」という字幕が出た。

「おととい来い」というのは、どういう意味か、わからない人も多いのではないか。
これは、もう過ぎてしまった一昨日に来い、ということだから、「もう来るな」、そこから派生して、「ありえない、不可能」という意味になるらしい。

あまり、関西では使わない。
関東で、ケンカの時に使うらしい。

しかし、"That'll be the day"がなぜ「おととい来い」となるのか。

"That'll be the day"を直訳すると、「そのことは、その日になるだろう」という感じになる。
「おととい来い」とは、どちらかというと、意味が逆になるのだが、この英語はいろいろ調べると、反語になっているらしい。

つまり、"That'll be the day"というと、「そんな日は来ない」という意味になる。
関西弁でいうと「そんな日が来るかいな!」という感じだ。

「あいつが禁煙するって言ってる」「That'll be the day(まさか、あり得ない)」

というふうに使う。

しかし、珍しい言い回しだ。
英語を話す人がみんな反語に取るんだろうか。
口調や状況によるんだろうなあ。

でも、米国人や英国人なら、間違いなく反語になるらしい。

That'll be the day.

まさか!



| | 考えたこと | 22:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
セルジオ越後の批判
現役時代を知っている人は、もう50代になるか。
セルジオ越後というサッカー選手がいた。
日経ブラジル人のプロサッカー選手。もちろん、ブラジルでプレーしていた。

現在は日本にいて、サッカー評論家になっている。

そのセルジオが日本のサッカー界を辛口で批判している記事があった。
ぼくも以前からそう思っていたので、得心した。
このところ、日本のサッカーはあまりパッとしないのは事実。

特にやり玉に上がっているのが本田選手。
セルジオはこう言う。

「そうそう、本田に関して思うのは、ブラジル・ワールドカップのあと、日本に帰国しなかったにもかかわらず、なぜ、メディアは批判しなかったのか、ということです。
壮行イベントまでやって盛大に送り出され、日本中から応援され、彼自身「優勝を狙う」と宣言し、しかも大会中に「批判はあとで受けるから、今は応援してほしい」といったコメントまで発していたのに、惨敗したら、チームと別行動をとって帰国しなかった。
これはサッカー選手以前の問題で、人として最低な行為だと僕は思います。こんなことをブラジルでやったら、「口先野郎」とか「逃げ足の早いやつ」といったニックネームをつけられ、マスコミだけでなく、国民からも徹底的に叩かれますよ。」

まるで提灯持ちのように、本田を担ぎあげるマスコミ。
どうもオカシイなあと思っていた。

しかし、そのマスコミのレベルは国民が決めると彼は言う。

「ただ、マスコミの責任について話してきましたけど、そういうマスコミに誰がしたのかと言うと、国民なんです。マスコミというのは、国民を映す鏡であって、結局、マスコミは国民が求める記事を書き、国民はそのマスコミを見たり、読んだりして、メディアは大きくなったわけです。」

マスコミは国民を映す鏡、というのは耳が痛い。
でも、真実だ。
大衆に対してアピールするから、記事になる。
世の中の大多数が、そんなことは報道する価値がない、と言って読まなければ成り立たないのだから。

ことはスポーツジャーナリズムだけの問題ではない。
テレビ、新聞、雑誌…、それらの大部分が大衆に迎合して変な記事を書いている。

これでいいのか…。



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