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2013.04.04 Thursday
日本の小学生
3月29日の東洋オンラインに「小学生より勉強しない日本の大学生」という記事が出ている。
「そんなの、当たり前」と思う人は、ぼくを含めてどれくらいいるだろうか。 それはぼくらの時代、小学校ではたくさん勉強をしたということと、大学は緩かったということの両方の意味がある。 もちろん、マジメな人は大学でも勉強していた。 特に大学院に行くような人は、ある程度勉強をしないと行けない。 今のように、多くの学生が大学院に行く時代ではなかった。 学部卒ででる人の中には、ぼくのようにあまり勉強しなかった人もたくさんいると思う。 ゆとり教育でかどうかはわからないが、小学校はだいぶ様変わりした。 一番変わったのは先生だろう。 先生は生徒の友達のようになった。 掃除当番もないし、男女全く同じ事をやる。 女子が騎馬戦をやるし、男子がダンスをする。 平等になった、ということだ。 そして、勉強しなくなった。 問題は山積みだ。 イジメ、学級崩壊、低学力、不登校、理科離れ…。 いっこうに収まる気配がない。 記事は読んでもらえばわかるが、海外に比べて日本の大学生は勉強していない、ということだ。 だから、国際競争力が低いということになる。 今から海外に出て行かなければならないというのにだ。 また、大学の授業の質が低いという。 これもその通りだろう。 そんなの、昔も一緒だと思う。 大学は学生にいてもらっても困るので、60%出席したら単位をやるようにしているのだ。 マジメに聞いているのは1割、というのはそんなものだろうと思う。 授業をやる方もやる方なら、聞く方も聞く方だ。 でも、これがグローバル化で問題になっている、というのが主旨。 それはその通りだと思う。 英語力一つとっても明白だろう。 しかし、問題は最初の所だと思う。 小学生の時に勉強していないことが一番の問題だ。 義務教育をマジメにやれば、解決するとまでは言わないが、そうしないと何をやってもムダだと思う。 そこを指摘しないで、こんな記事を書かれても…という感じだ。 もう一度言う。 問題は小学校。 |
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