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2013.04.09 Tuesday
サッチャー死す
昨日イギリスの元首相である、マーガレット・サッチャーが亡くなった。
この人がいたから、よくも悪くも今のイギリスがある。 イギリスという国は不思議な国で、ピンチになったらそれを乗り越えられるリーダーが出てくると思う。 第二次大戦の時のチャーチルみたいだ。 ぼくはイギリスが傾いたときに、サッチャーはそれを立て直したのだと思っている。 サッチャーが首相になった当時のイギリスは、成長率がマイナスでたくさんの失業者がおり、公務員のストでゴミが町中にあふれたりしていた。 食料品店の娘のサッチャーは、自助の精神を持っており、当時腐敗していた国営企業や組合と戦い、そして国営企業を民営化した。 テロには断固とした態度で臨み、ソ連に対しても強い態度で臨んだ。 結果的にそれが冷戦を終結したという評価を得ている。 彼女が鉄の女と言われたのも、いつも毅然とした態度でいたからだろう。 自分は好かれるために首相をやっているのではない、と言っていたらしい。 自ら努力しないものには容赦しなかった。 そういう強さがあった。 そういえば、本棚にサッチャーの自伝がある。 首相時代をふり返ったものだ。 まだ読んでいなかった。 ぼちぼち読まないといけない。 May rest in peace. |
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