考えたこと2

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サッチャー死す
昨日イギリスの元首相である、マーガレット・サッチャーが亡くなった。

この人がいたから、よくも悪くも今のイギリスがある。
イギリスという国は不思議な国で、ピンチになったらそれを乗り越えられるリーダーが出てくると思う。
第二次大戦の時のチャーチルみたいだ。

ぼくはイギリスが傾いたときに、サッチャーはそれを立て直したのだと思っている。

サッチャーが首相になった当時のイギリスは、成長率がマイナスでたくさんの失業者がおり、公務員のストでゴミが町中にあふれたりしていた。
食料品店の娘のサッチャーは、自助の精神を持っており、当時腐敗していた国営企業や組合と戦い、そして国営企業を民営化した。
テロには断固とした態度で臨み、ソ連に対しても強い態度で臨んだ。
結果的にそれが冷戦を終結したという評価を得ている。

彼女が鉄の女と言われたのも、いつも毅然とした態度でいたからだろう。
自分は好かれるために首相をやっているのではない、と言っていたらしい。

自ら努力しないものには容赦しなかった。
そういう強さがあった。

そういえば、本棚にサッチャーの自伝がある。
首相時代をふり返ったものだ。

まだ読んでいなかった。

ぼちぼち読まないといけない。

May rest in peace.


| | 考えたこと | 23:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
ハチの能力
ドラマで、毒ガスで死んだカナリアの死骸を探すのに、スズメバチを使っていた。

どう使うかというと、毒ガスがしみこんでいると思われる紙の上に砂糖を置いて、スズメバチを群がらせ、毒ガスの臭いと砂糖を結びつける。
これが十数分。

そして、そのスズメバチが入ったガラス瓶を持って、カナリアの死骸がありそうな所を探す。
スズメバチは毒ガスの臭いがすると、反応して飛ぼうとする。
持って歩いているスズメバチが騒ぐと、毒ガスの臭いがしたということになる。
そうやって、毒ガスで死んだカナリアを見つけていた。

実際、ハチの嗅覚はイヌよりもすごいらしい。
25メートルのプールに砂粒一つの砂糖でも反応すると言われている。
ネットで調べると、テロ対策にハチを使うというような記事も出ていた。

イヌは訓練に時間がかかるし、機嫌が悪いと働かなかったりする。
しかし、ハチは十数分の訓練で充分。
機嫌など関係ない。
それにしても、どういうセンサーで感知しているのだろう。

ハチに限らず、昆虫は地球上で最も種類が多く、成功した種だと言われている。
あらゆる環境で、それぞれ適応している昆虫がいる。
一時ロボットの開発で、昆虫の身体の制御をまねているという話を聞いた。
人間のように脳で一括管理するのではなく、足とか手の近くで制御するというシステム。
昆虫に学ぶことは多い。

ただ、小さすぎてわからないことも多いのだろう。

もうだいぶ前から昆虫の研究については言われているが、なかなか成果を聞かない。

人間は昆虫を研究するためには大きすぎるのか。

| | 考えたこと | 01:01 | comments(0) | trackbacks(0) |