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2013.04.13 Saturday
地震速報
今朝の地震で、携帯の地震速報が役に立ったらしい。
らしい、というのはぼくは携帯を離れたところに置いているからだ。 今日は午前中仕事だったので、みんなに聞くと、大阪では地震とほぼ同時、京都では地震の1秒前くらいに警報が来たとのこと。 まあ、ほぼ同時でも警報が来て起きたという人がいたから、効果はあったのだろう。 よくできたシステムだと思う。 地震にはP波とS波があり、P波は縦揺れで速度が速く、S波は横揺れで速度が遅い。 P波は比較的小さな小刻みの揺れで、S波は大きな横揺れになる。 このシステムは、大きな地震があったとき、気象庁の観測ポイントにP波が到着してから、S波に備えるためのものだ。 P波は7km/秒、S波は4km/秒なので、震源地からの距離によって、時間差は異なる。 だから、大阪ではほぼ同時、京都は1秒前という事になっている。 たとえ同時でも、直前でも地震だとわかるのは効果があると思う。 必要なら逃げないといけないし、身構えることができる。 阪神大震災以降、検討されて実現したシステム。 地震のような天変地異には、人間は無力だと思うが、ちょっとした抵抗にはなる。 これも日本が豊かだから実現できたもの。 貧しい国ではこんなものはできない。 元々のインフラ整備から必要になる。 技術とお金が必要だ。 いったいどれくらいのお金がかかったのか、知らないが…。 |
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