考えたこと2

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H7N9型ウィルス
H7N9型の鳥インフルエンザウィルスが中国で発見され、患者が亡くなるなどしており、中国政府も今回は消毒など必死になってやっているようだ。

このH7N9型ウィルスというのはどういうものか。
ニュースの解説のサイトを見てみると、

「A型インフルエンザウイルスの一つ。AP通信によると、世界保健機関(WHO)の専門家は「毒性は弱く、公衆へのリスクは低いのではないか」としている。インフルエンザウイルスは、ウイルスの表面にあるタンパク質のヘマグルチニン(H)とノイラミニダーゼ(N)の種類によって型が分類される。2009年に豚のウイルスから人に大流行した新型インフルエンザはH1N1型。アジアを中心に死者が相次ぎ、人から人への感染拡大が心配されている鳥インフルエンザはH5N1型。」

ウィルスの表面にはタンパク質があるらしい。
そもそもウィルスとは、「他の生物の細胞を利用して、自己を複製させることのできる微小な構造体で、タンパク質の殻とその内部に入っている核酸からなる。 生命の最小単位である細胞をもたないので、生物学上は非生物とされている。」とWikipediaに書いてある。

このタンパク質の表面の殻の種類によって、型が変わるということになる。
核酸というのはDNAとかRNAとかいう、細胞の中の核の部分に入っているものだ。
ウィルスは他の生物の細胞の中に入って、初めて増殖することができる。
最初から他の生物の中に入って、増殖することを目的に生まれてきたものなのか、それとも偶然出来たものがそういうメカニズムになっているのか、それはわからない。

結局、ウィルスに冒された細胞は死に、これが宿主である個体にも影響を及ぼす。

これがウィルスで病気になるメカニズムらしい。

要は、ヘマグルチニン(H)とノイラミニダーゼ(N)の種類によって、ヒトが感染しやすかったり、しにくかったりするし、毒性が強かったり弱かったりする、ということになる。

しかし、どうしてウィルスという生き物か、生き物でないかわからないものが生まれてきたのだろうか。

そこが一番の謎だということがわかった。

| | 考えたこと | 23:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
サントリーの化粧品
知らなかったが、FAGEという化粧品をサントリーが出している。FAGEはエファージュと読むらしい。

シニアにターゲットを絞って出している。
伊藤蘭、富司純子という50代、60代の女優を使い、出てくるユーザーも40代以上ばかり。
まさに少子高齢化を狙っての戦略だ。

これから若い人はどんどん減り、老年はどんどん増える。
既存の化粧品メーカーは、若い女性向けが中心。
そこで、高齢の女性向けの化粧品にサントリーが新規参入した。
エイジング・スキンケアというジャンル。

化粧品業界は異業種からの参入が相次いでいる。
富士フイルムがフィルムを作る技術を応用して化粧品を作った。
次はサントリーだ。
酵母を遺伝子レベルで研究してきたとのこと。
今やサントリーは酒の会社というより、健康食品の会社になった。

化粧品業界も大変だろう。
どこから入ってくるかわからない。
主戦場である若い女性向けの所はやらないで、40代以降のところで戦おうとしている。

酵母の力、と言われると「そうかな」と思ってしまう。
この分なら、アサヒビールやキリンビールも参入してくるのではないか。

食品メーカー、飲料メーカーはイメージとしては「きれい」な感じだから、有利だろう。
国内市場はこれから小さくなるから、会社を維持しようと思うと業態を変えて広げていかないといけない。
サントリーなどは、世界で化粧品メーカーとして戦うのはシンドイが、国内なら中高年相手で信頼できる会社と思っているかもしれない。
富士フイルムの成功を見て、これはいけると思ったのか。

富士フイルムはアスタリフトという化粧品を出して、ようやく認知された感じ。
サントリーのエファージュがどうなるか。

お手並み拝見。

| | 考えたこと | 00:31 | comments(0) | trackbacks(0) |