![]() |
2011.08.27 Saturday
電気自動車
日産からリーフという電気自動車が発売される。
家庭で充電できて、1回の充電が200Vで8時間。 フル充電で200kmくらい走れる。 充電装置があるステーションなら、30分で8割まで充電ができるので、150km程度は走れるようになる。 ガソリンスタンドに行かなくてもよい。 値段が400万程度。 補助金やエコカー減税で、約100万ほど安くなる。 したがって、300万で実用的な電気自動車が買えるという寸法。 家庭での充電には、若干の工事が必要になる。 追浜工場で年間5万台の生産が可能らしい。 したがって、売れまくると年間10億円の税金が投入される。 これは、電気自動車のコストを下げ、購買意欲を上げてゼロ・エミッションを達成するために必要ということになる。 インフラの整備にも補助金が投入されるのだろう。 電池のリサイクルも、住友商事と一緒に4Rエナジーという会社を設立して実施するらしい。 ハイブリッドで出遅れた日産も、ようやく追撃体制が整ったみたいだ。 毎日ちょっと街中を走るだけなら、このクルマでも十分。 しかし、休日に遠出したいということなら、ちょっとシンドイ。 今のガソリン車は、だいたい500km程度の航続距離で作られている。 それに比べると、200kmは少ない。 やっぱりシティカーという感じだろう。 子供の送り迎え、買い物、ちょっとしたお出かけ程度。 現在この用途に使われているのは、軽自動車がメイン。 電気自動車にすると、価格が3倍になるというのはちょっと難しいが…。 実際、電気自動車になると、どんなことが起こるのか。 今なら夜間の電気なので、電力危機は大丈夫だろう。 しかし、相当な電気が必要なので、、エネルギーの確保は重要になってくるだろう。 原子力が使えないとすると、化石燃料に当面は頼らざるを得ない。 そうなると、化石燃料はかなり高騰する。 仕方がない。 こんなところで、電気エネルギーが必要になってくるとは…。 |
![]() |