![]() |
2011.08.07 Sunday
若い人
こないだ、若い人と話をした。
若い人といっても、25歳。社会人で3年目の女性だ。 彼女は人事をやっていて、年金や保険などの実務もこなしている。 話をしていて、話題が年金、保険というところになった。 今の年金制度はもう破綻している。 今の若い人はよく文句も言わずに払っているなあ、というと、「今の若い人は真面目ですから」という答え。 保険もどうなるかわからないのに、このままやる気か?と聞くと、まあ、しかたないという返事。 「これ、フランスやったら、若者の暴動起きてるで」 「はー、そうでしょうねぇ」 「まあ、のうのうと年金もらおうとしてる年寄りも問題やけどな」 「日本の若者は素直ですからね…」 本当に素直だと思う。 国のやっていることに文句を言おうなどと思ったことはない。 せいぜい、何人か集まったときにぼやく程度だ。 今は言いたいことを言えるところがたくさんあるのに、有効活用していない。 でも本当は、そんなことを変えられない大人が悪いのだ。 今の厚労省の役人、政府、そしてお金をもらっている人…、その人たちが若い人のために何とかしようと思わないのがオカシイ。 どう考えても、すでに破綻している。 右肩上がりの時代ではない。 今の20歳の人はいい時を知らない。 生まれてからずっと景気が悪いのだ。 その上、少子高齢化だから、負担はどんどん重くなる。 本当は、年寄りのぼくらが何とかしないといけない。 それはわかっているのだが…。 |
![]() |