考えたこと2

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冠詞は難しい
英語の冠詞は難しい。
とりあえず、自分で方針を決めて、それでいくしかないと思う。

久しぶりに、日系のアメリカ人に、講演を依頼するために英語でレターを書いたのだが、気がつくと、ぼくのレターには”a”がほとんどない。
日米のキャリア教育の違い、というような題名でお願いしているのだが、冠詞はほとんどtheで、使えるところではyourを使っている。

例えば、「アメリカの常識では」ということを書くのに、”in US common sense” と書いているのだが、ここに"a"がない。
“common sense”は数えられないから、"a"はいらないだろう、という迷いがある。

続いて、親から独立するのは何歳か、ということを聞くのに、"what age do you think is the independent age from parents?"と書いた。
ここは、independent ageは特定されるので、theだろう、と思う。

こういうふうに考えていくと、"a"を使う場所がない。

ネイティブの人にとっては、きっと感覚的におかしいということがたくさんあるんだろうと思う。
しかし、日本語にaとかtheがないから、仕方がない。

狩猟民族にとっては、何匹獲れたというのは大事だったのだろう。
だから、数にこだわる。
三人称単数現在形のsや複数形というものがそれを表している。

農耕民族にとっては、数は大体でいいのだ。

そんなことが理由かどうかは知らないが、冠詞は難しいということを、もう一度思いつつレターを書いた。




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