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2011.02.25 Friday
アメリカ人の善意
アメリカは移民の国だ。
だから、いろんな問題はあったが、基本的には外来者には優しいと思う。 いろんな問題とは、人種差別や海外での紛争である。 特に海外の紛争は、アメリカの正義の押し売りみたいなところがある。 自由と民主主義を実現する、というのがアメリカの正義。 基本的には善意だと思う。 だからこそ、困ったものだ、というときもあるが…。 しかし、その善意があったからこそ、今のインターネットが生まれた。 インターネットの世界は性善説である。 悪いことをする人もいるが、最後は善意の人たちが勝つ、というようなもの。 それが、グーグルの思想ではないか。 善いものはたくさんの人が見る、という考えがグーグルの検索を飛躍的に進歩させた。 必然的に悪いものは淘汰される。 自由に誰でもが参加できるが、悪ければその存在が見えなくなる。 それがグーグルの検索の方法だ。 アメリカ人の善意がオープンなインターネットを作った。 その上で、オープンソースという、みんなで開発したり、公開されているソフトができた。 インターネットの仕組みがあるからこそ、オープンソースは成り立っている。 時々は困ったことをするなあ、と思うこともあるが、やはりアメリカのない世界があるとしたら、きっと今よりも悪くなっているだろうと思う。 |
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