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2011.02.10 Thursday
終わりのとき
人間の命は有限だ。
必ず終わりがある。 地球にも寿命があるし、太陽にも終わりがある。 銀河系にも終わりがあるらしい。 宇宙にすら始まりがあるというのだから、終わりもあるのだろう。 それでも、エネルギー保存の法則があるから、エネルギーはなくならない。 地球上のエネルギーは形を変えて、最後は熱エネルギーになって、放出される。 全宇宙のエネルギーはビッグバンでできたのだろうか? 最後には宇宙の全てが均一になるのだろうか? そんなことを考えながら、自分の死を考える。 自分が死ぬときは、どんなことが原因で死ぬのだろうか。 苦しいだろうか、楽だろうか…。 今、もしも神様が自分の死ぬ日を教えてくれる、と言ったら教えてもらうだろうか。 一度、意識を失って、とても苦しそうな状況になって、病院に運ばれた人がいる。 その人が、自分は苦しそうにしていたらしいが、ぜんぜん苦しくなくて、いい気持ちだった、という。 だから、きっと死ぬときは楽だ、と言った。 ぼくはそういう経験をしたことがないので、とりあえずその話を信じている。 それは明日かもしれないし、10年後かもしれないし、20年後かもしれない。 考えても仕方のないことは、考えても仕方がない。 でも、時にはそういうことを考えることも必要だと思う。 |
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