考えたこと2

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大晦日に思う
今年もまた暮れる。
毎年暮れるのが早くなる。
紅白歌合戦を身ながら、これを書いている。
Pafumeという女性3人組が歌っている。

何をしたのかわからない間に年をとる。
ただバタバタしているだけ。
そんな一年だった。

昨夜は梅田に行ってきたが、人が少なかった。
30日だから少なかったのか…。
やっぱり不景気なんだろう。

一体この不景気はいつまで続くんだろうか。
それとも、これが普通で、今までがよすぎたんだろうか。

去年10万人ほどの新卒が職に就けなかった。
今年はその人たちも活動しているから、15万人ほど職に就けないかもしれない。
来年はもっと多くの人が活動するから…。
あと何年かで、この新卒一括採用というシステムは崩壊するのではないか。

一方では、国が毎年収入よりもたくさんの借金を積み重ねていく。
普通の家庭なら、とうに破産しているのだが、まだかろうじてもっている。
しかし、これとていつまでも続かないだろう。
どこかで破局を迎えるか、それとも予算を削るか…。

また、その一方では高齢化が進む。
総理大臣は福祉や医療は成長分野というが、これらは税金でやっているものなのに、何を言っているのだろうか。
成長するとして、そのお金はどこからくるのだろうか。
民間企業が儲けないとムリだろう。

おまけに、年金のシステムはもう崩壊しかかっている。
たくさんの若い人が、もう支払い拒否をし始めるのではないか。
どこをどうやったら、今の若い人たちが、今の高齢者のような金額がもらえるのか。

どう考えても、何かしないと、立ち行かないことはわかっているはず。
その何かとは何だろう。

それを来年は考えることにするか…。



| | 考えたこと | 21:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
冬休み
昨日あたりから、会社も休みのところが多いだろう。

冬休み、ということになる。
だいたい、29日から4日あたりが多いのかな。
約1週間の休みである。

1週間だが、間に正月が入る。
年が暮れて、明けるという儀式。
初詣や年賀状、お雑煮、おせち、お年玉など、子供の頃は楽しみだった。

おそらく、正月がなければ、冬休みはなかっただろう。

実際、西洋ではクリスマス休みはあるが、新年は元旦だけが休日というところも多いと聞く。

東洋では、年が明けるということがめでたいこと、という思想があるのだろう。
しかし、なぜ、年が明けることがめでたいのか。
神道にそんな考え方はないと思う。

では逆に、もしも正月がなかったら、どうしていただろう。

日本のように四季がはっきりしているところでは、どうしても1年が繰り返されるという意識ができる。
桜は1年に一度しか咲かない。
蝉も1年に一度地中から出てきて鳴く。
ツバメが飛んできて、また南に帰ってゆく。
稲が実り、収穫がある。

そうなると人間は節目が必要になってくる。

時間がただ、のんべんだらりと一直線に過ぎていくというのは、耐えられないのではないか。

だから、暦ができ、農作業を休める時期を正月にした。

そんな風に考えると、納得がいく。

旧暦と新暦で2ヶ月ほどの誤差があるとはいえ、北半球ではだいたいこの冬の時期が新年ということだ。

南半球の人たちには悪いが、多数決でこの時期になったのではないか。


| | 考えたこと | 00:38 | comments(0) | trackbacks(0) |