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2010.12.15 Wednesday
フランス人の朝食
おわんのような容器に、粉っぽいコーヒーを入れて、そしてフランスパンを漬けて食べる。
それがドラマの中のフランス人の朝食。 なぜ、おわんのような容器にコーヒーを入れるのかはわからない。 25年ほど前にフランスに長期出張した時も、おわんのような容器にコーヒーを入れていた。 たぶん、変わっていないのだろう。 フランスといえば、食べることが好きというイメージだが、朝食はシンプルだ。 バゲットという塩が入った棒状のパンが主流だった。 焼きたてが美味しいので、パン屋で前日の夜買ってはだかで持って歩いている人もいた。 袋になど入れるというサービスはなかったと思う。 ホテルでも、コンチネンタル・ブレックファストというと、質素なものだった。 日本のホテルでは、洋式の朝食というと、卵料理やベーコンなどがトーストと共にでてくるが、これはイギリスやアメリカのものらしい。 大陸(コンチネンタル)では、朝からそんなにカロリーは摂らない。 一説には、夕食が遅いから朝が食べられないということもあるらしい。 しかし、フランスで食べた、焼きたてのフランスパンは本当に美味しかった。 帰ってきてから、しばらくはフランスパンを探して買ったが、やっぱり本家のものには勝てない。 何が違うのかわからないが、一番フランスで美味しかった。 しかし、あのおわんに入れたコーヒーはいただけない。 何でコーヒーカップではないのか…。 |
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