考えたこと2

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異才の人
異才というのは、「普通とは違った優れた才能。また、その持ち主」と書いてある。

往々にして、異才の人というのは異才であるが故に扱いが難しい。
ある才能が優れているのだが、また、それが人から見たら、見え方が違う。
誰もが認める才能なら、天才になる。
異才というのは、これから天才になるかもしれない、という人かもしれない。

変わり者、という評価も得やすいだろう。
そのスタイルや生き方が人と違う。
誰にとっても当たり前の事が当たり前ではない。
その人独自の価値観がある。

したがって、評価が難しい。

しかし、今は異才を生かすということができないと、組織として苦しいだろう。

まさに今求められているのは、異才の人だ。
今までの常識を常識とせず、組織を変えていける可能性を持っている。

そういう人を囲っておける組織でなければならない。
懐が深い、というか、その才を認めるというか…。

それが難しいからこそ、異才の人はなかなかいないのだろう。

いかに異才を見つけ、それを育てるか。
もちろん、ある程度は他の人と摩擦を起こすのは承知の上だ。
それをコントロールしながら、才能を育てる。
これは難しい。

しかし、組織のリーダーはそれができることも能力の一つだろう。

それも、重要な能力の一つになる。


| | 考えたこと | 23:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
22分50秒
遅ればせながら、去年オンエアの小田和正「クリスマスの約束」を見た。
ずっと録画してあったが、見るヒマがなかったのだ。

今回は2001年に企画して、その時はできなかった、「大勢のミュージシャンを集めて、その人の曲を1コーラスずつみんなで歌う」ということをもう一度やろう、という事になった。
10年目の再企画。
2001年の番組は見た。
手紙を書いても、誰も来なかった。あれから10年。小田の存在感が増した分だけ、できそうな気がした。

夏、一人ずつ手紙を書く。
そしてメンバーが集まってきた。
2001年は誰も集まらなかったが、今回は集まったのだ。
委員会を作り、みんなで意見を出す。

最初の小田のアイデアから、スキマスイッチの大橋やスターダストレビューの根本が意見を出し、修正される。
「それをやることの意味」は何だろう。
みんなでユニゾンでやっても、かっこよくない。やるなら、かっこいい方がいい。
とにかく、始めよう…。

スタジオでたくさんのミュージシャンが練習する。
ホントにたくさん、よくスケジュールが合わせられたものだ。
何組にも分かれて、リハーサル。

そうして、22分50秒というタイトルのメドレーができた。

感動の22分50秒。
歌い終わった後、みんな涙。

チューリップの財津や山本潤子がいるかと思えば、いきものがかりの3人もいる。
山本潤子が「小田君」と言っていたのが印象的。

あれだけのミュージシャンが集まって、歌ったのはすごいことだと思う。

歌った後、「大勢のミュージシャンを集めて、その人の曲を1コーラスずつみんなで歌う」ことの意味がわかった。

みんなで歌うことは、楽しい。

それでいいのだ。

| | 考えたこと | 01:46 | comments(0) | trackbacks(0) |