考えたこと2

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We are the worldish?
2008年くらいのドラマを見ていたら、"We are the worldish?"と聞く場面があった。

聞いた人は30代前半。

「We are the world」というチャリティが実施されたのは、1985年。
アフリカの飢餓と貧困を救うのが目的。
「We are the world」という曲を、たくさんのミュージシャンで歌って、レコードやビデオで収益を上げた。
レコードやビデオの売り上げの印税分6300万ドルは、全て寄付されたとのこと。
6300万ドルというと、約63億円。
すごい額だ。

この言葉をどういう意味で使っていたかというと、「わざとらしい」という字幕。
なるほど、あの時のチャリティに参加したミュージシャンはたくさんいたし、ビデオにもなった。
目的は本当にチャリティか?というようなうがった見方もできる。
わざとらしい、という人もいたのだろう。

メイキングのビデオを、当時よく見た。
あの頃の有名なミュージシャンが総出で、レコードの片面全部の曲をメドレーで歌う。

シンディ・ローパー、スティーヴィー・ワンダー、ホール&オーツ、レイ・チャールズ、ブルース・スプリングスティーン、ボブ・ディラン、ビリー・ジョエル、ポール・サイモン、ライオネル・リッチーというようなそうそうたる面々。

何日かにわたって、別々に録っていた。

ぼくもレコードを持っている。

We are the world
We are the children

あのフレーズはあの頃洋楽を聴いていた人なら、覚えているだろう。

それが「わざとらしい」、という意味で使われる。

Is it we are the worldish?
直訳すると、ウィーアーザワールドみたいか?という意味。

それほど、歴史に残るイベントだったという事だろう。
みんなが知っているからこそ、別の意味も出てくる。

しかし、日本では30代前半の人には通じないだろうなあ。


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