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2010.03.20 Saturday
We are the worldish?
2008年くらいのドラマを見ていたら、"We are the worldish?"と聞く場面があった。
聞いた人は30代前半。 「We are the world」というチャリティが実施されたのは、1985年。 アフリカの飢餓と貧困を救うのが目的。 「We are the world」という曲を、たくさんのミュージシャンで歌って、レコードやビデオで収益を上げた。 レコードやビデオの売り上げの印税分6300万ドルは、全て寄付されたとのこと。 6300万ドルというと、約63億円。 すごい額だ。 この言葉をどういう意味で使っていたかというと、「わざとらしい」という字幕。 なるほど、あの時のチャリティに参加したミュージシャンはたくさんいたし、ビデオにもなった。 目的は本当にチャリティか?というようなうがった見方もできる。 わざとらしい、という人もいたのだろう。 メイキングのビデオを、当時よく見た。 あの頃の有名なミュージシャンが総出で、レコードの片面全部の曲をメドレーで歌う。 シンディ・ローパー、スティーヴィー・ワンダー、ホール&オーツ、レイ・チャールズ、ブルース・スプリングスティーン、ボブ・ディラン、ビリー・ジョエル、ポール・サイモン、ライオネル・リッチーというようなそうそうたる面々。 何日かにわたって、別々に録っていた。 ぼくもレコードを持っている。 We are the world We are the children あのフレーズはあの頃洋楽を聴いていた人なら、覚えているだろう。 それが「わざとらしい」、という意味で使われる。 Is it we are the worldish? 直訳すると、ウィーアーザワールドみたいか?という意味。 それほど、歴史に残るイベントだったという事だろう。 みんなが知っているからこそ、別の意味も出てくる。 しかし、日本では30代前半の人には通じないだろうなあ。 |
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