考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< March 2010 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
日本人の弱点
ものを作るときには、どんなものを作りたいか、定義をする。
定義をしないと、作ることができない。
満たすべき要件の優先順位がある。
背反する性能や、作りやすさなども考慮しないといけない。
それらを形にするのが、ものを作るときの手順。

もちろん、妥協が必要だ。
何度も言ったように、もの作りは高度な妥協の産物。

人間関係の力学も働く。
声が大きい人が勝つこともある。
しかし、ものは正直だ。
できたものが間違いを表している。
もっと、ポテンシャルがあるはずなのに、どうして出せないのか。
それは、どこかが間違っているからだ。
いくら声が大きくても、こうなったら、負ける。
人間関係の力学も通用しなくなる。

だから、もの作りは紆余曲折があっても、正しい方向に行くことが多い。
もちろん、できたものの性能を決めるのは、組織の実力だ。
組織の実力を超えることはできない。

というわけで、もの作りには解答がある。
たとえわからなくても、こうなるはず、という解答がある。

だから、日本は強いのではないか。
答えがあるものには、日本人は強いと思う。
リクツで考えられるものだ。

反対に、答えがいくつもあるものには弱いような気がする。

まとまらないのだ。

人為的に決めるものについては、みんな思い思いの事を言う。

今の民主党や非営利組織のようなもの。

話しあおうとしない。

救いようがないとはこのことだろう。


| | 考えたこと | 22:37 | comments(0) | trackbacks(0) |