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2010.03.12 Friday
異才の人
異才というのは、「普通とは違った優れた才能。また、その持ち主」と書いてある。
往々にして、異才の人というのは異才であるが故に扱いが難しい。 ある才能が優れているのだが、また、それが人から見たら、見え方が違う。 誰もが認める才能なら、天才になる。 異才というのは、これから天才になるかもしれない、という人かもしれない。 変わり者、という評価も得やすいだろう。 そのスタイルや生き方が人と違う。 誰にとっても当たり前の事が当たり前ではない。 その人独自の価値観がある。 したがって、評価が難しい。 しかし、今は異才を生かすということができないと、組織として苦しいだろう。 まさに今求められているのは、異才の人だ。 今までの常識を常識とせず、組織を変えていける可能性を持っている。 そういう人を囲っておける組織でなければならない。 懐が深い、というか、その才を認めるというか…。 それが難しいからこそ、異才の人はなかなかいないのだろう。 いかに異才を見つけ、それを育てるか。 もちろん、ある程度は他の人と摩擦を起こすのは承知の上だ。 それをコントロールしながら、才能を育てる。 これは難しい。 しかし、組織のリーダーはそれができることも能力の一つだろう。 それも、重要な能力の一つになる。 |
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