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2008.05.28 Wednesday
雨にぬれても
ぼちぼち梅雨入りらしい。
暑くなったり、寒くなったり、台風がきたり…、ヘンな天候だが、もう6月だから梅雨入りで、それでいいのだろう。 雨というと、こないだ「窓の外は雨…」という曲のことを書いたが、他にもいろいろな曲がある。 「12月の雨」のことも書いた覚えがある。これはユーミン。 「冷たい雨」もいい。これもユーミンだが、ハイ・ファイ・セットの方がよく聞いた。 生まれて初めて買ったシングル版が、シング・アウトというグループの「涙を越えて」。 NHKのステージ101という番組の中で歌われていた曲。 サビの頭の部分で流れるトランペットのフレーズがかっこよくて、今でも忘れられない曲。 「涙を越えてゆこう なくした過去に泣くよりは…」というリフレインだった。 その次に買ったシングル版が、「雨にぬれても」…長い前置きになった。 「サンホセへの道」とか、「Close to you」などを作曲した、バート・バカラックの曲で、B.J.トーマスという人が歌っていた。 当時流行った「明日に向かって撃て」という映画のサウンドトラック。 洋楽の曲を買ったのは、これが初めてだった。 映画も見に行った。 ロバート・レッドフォード、ポール・ニューマン、キャサリン・ロス…懐かしい。 西部劇で、銀行強盗の映画だったが、とにかくラストシーンがすごかった。 ロバート・レッドフォードは、この映画が一番かっこよかったと思う。 深夜放送のヤングリクエストでも、ベストテン入りしていた曲だった。 よくはやったなあ…。 Raindrops keep falling on my head…という歌い出し。 雨粒がぼくの頭に降り続いている…。 サビでは、「雨が降ってブルーになっても、そんなことには負けない…」と歌われる。 中学2年の時、歌詞の意味もあまりよくわからなかったが、洋楽のシングル版を買うということが、何となくオトナになったような、すこし誇らしく、少し気恥ずかしいことだった。 この曲を買ったレコード店はもう潰れてしまって、今はない。 ちょうど、小降りになって、今の雨はこの曲で歌われているような雨になった。 明日は晴れるかな? |
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