考えたこと2

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自由と規律
高校に入ったときに読まされた本が「自由と規律」という岩波文庫の本。
アマゾンで調べたら、まだ売っていた。
もう入手できないのかと思っていたが、まだ手に入るのか。

発売が1963年の6月だから、ぼくが高校生になる10年前に出た本ということになる。

無理やり読まされたとはいえ、題名が覚えやすくて、ずっと覚えている。
なぜか本棚には見当たらない。
捨ててしまったのだろうか…。

記憶にある本の内容と、アマゾンの紹介のところに載っている紹介文がほぼ同じだったのは、何やかや文句は言いつつも、共感する部分があったのかもしれない。
でも、それほど意味は分かっていなかっただろうし、今でもちゃんと意味がわかっているかどうかはアヤシイと思う。

イギリスのパブリックスクールの学生生活の話。
自由は、規律の中から生まれるというような内容だった。
今思えば、その通りだと思う。

高校1年の時に読んで、どう思ったのか…ハッキリとは思い出せない。
感想文も書いたはずだが…、きっとあらすじを書いてお茶を濁したのだろう。

それでも、いまだに本の題名を覚えていて、概要を覚えているところをみると、読まされたのは正解だったのだと思う。

自由だからといって、何でもかんでも好き勝手にやればいいというものではない。
そんなことは当たり前だ。

でも、ひょっとしたら、それは今になったから思うことかもしれない。

三十数年の歳月は、人を変えるからなあ…。



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