考えたこと2

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制服
中学3年間、高校3年間は制服だった。

黒い詰めえりの金ボタン。

仕事をし始めてからも、25年間制服だった。

ウィークデーは毎日着るものだから、着慣れるとその姿が普通になる。
もちろん、最初はイヤだった。
みんな同じ服装というのに反発する気持ちがあった。

人間は勝手なもので、制服を着なければならないときは、自由な服装に憧れたりする。
会社時代は、ロッカーで朝着替えて、帰りにまた着替えるのがめんどうくさいと思ったりもした。

それでも、制服と別れる日が来る。

別れる日は、制服がいとおしく思える。
ああ、もうこれでこの服を着ることはないのだ…という何とも言えない気持ちになる。

人生の中で、そんな思いをする日が何日かある。

明日は長男の卒業式。

彼もそんな思いをするに違いない。

そんな気持ちとつき合いながら、人生は過ぎてゆく。

セ・ラ・ヴィ。それが人生だ。

今夜はシャンソンを聴きたい気分。



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