考えたこと2

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遠くからみちびいて 2
子どもの卒業アルバムを見せてもらって、この歌がまた聴きたくなった。

学校というのは特殊な環境。
いちばん多感なときに、毎日顔を合わせる仲間がいる。
一年ごとにクラス替えがあって、強制的に顔ぶれは変わっていく。

でも、卒業と同時にみんな一斉にバラバラになって、もう二度と戻ることはない。
巣立っていくのだ。

何十年かが経って、残されるのは卒業アルバム。
本棚のすみに立てかけてあったり、何度かの引っ越しで段ボールに入ったまま押し入れにあったりする。
今はもう見ることもない…。

中には一生つき合うような友だちを作る人もいるが、それでも中年になると仕事や家庭が忙しくて、何年かに一度会うかどうか…というのがおおかたの人だろう。

でも、「自分」というものを形づくる上では、十代は大切な時代。
オトナになるための回り道をしているのだろう。

その回り道の中で、それからの人生を生きていく「自分」というものを作っていく。
今も自分を遠くからみちびいてくれているのが、あの頃の時間なのだろう。

遠くからみちびいて

 さびしくて 死にたいとき
 星の光さえ うすれるとき
 わけもなく つらく悲しいときに
 遠くからみちびいてくれるのは あなただけ

 毎日が苦しいとき
 暗い人影に おびえるとき
 生きていく希望 うしなうときに
 遠くからみちびいてくれるのは あなただけ

 じっと 見つめてくれるだけでいい
 手を肩におくだけで
 もう私は やさしくなる

 誰の生きかたをみても
 心などは もう 見えないけど
 あなたを見ていると 幸せになる
 遠くからみちびいてくれるのは あなただけ


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