考えたこと2

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行きつけの…
誰でも、行きつけの…という店があると思う。

パーマ屋さんや散髪屋さんはたいがい行きつけの店になるだろう。
毎回変えている人はいないと思う。

行きつけの飲み屋とか、喫茶店、食堂とか飲食関係もあるだろう。

女性の場合、服や靴を買う店も、行きつけの…になるのかもしれない。

趣味の関係は、行きつけになることが多いように思う。

ギターは前にも書いたが、行きつけの店がある。
これは、信頼できるところでないと…。

行きつけの本屋もある。
いつも行っているところなら、だいたいどのあたりにどんな本があるかわかるので、探しやすい。

文房具屋も、同じところに行く。
時々、店内を回り、どんなものがあるか確認したりする。

マッサージもそうだ。
気に入ったところに行きつけになる。

ガソリンスタンドも、行きつけの店になる。
毎回スタンプを押してもらっている。

しょっちゅう行っていても、スーパーは、行きつけの…とは言わない。
店の人とのコミュニケーションが必要なのだろう。
行きつけ、という言葉にはそういうニュアンスがある。

生活の中に、行きつけの…が多い人は、それをエンジョイしているような気がする。
値段だけではなく、笑顔や話に価値を見出すのだ。

そういう意味では、マクドナルドのように、誰が来ても同じ応対というような店は行きつけにはならない。
あの手の店は、何度行っても「いつものヤツ」で通じるようにはならないから。

どうも、その手の店が増えてきているような気がしてならない。

それは、生活をエンジョイできなくなってきている、という事なのかもしれない。




| | 考えたこと | 22:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
人は知らないものに愛を感じない
昨日も書いたが、朝の連続ドラマの話…。

「芋たこなんきん」の中で、東京の大学に行っているという、主人公の従兄が言っていた。

「人は知らないものに愛を感じない。」

だから教育は大事だということだ。

食うことに精いっぱいで、学校に行かず、工場で働いている中学生に対して、志願して出征を覚悟した大学生が言ったセリフだった。

自分は、ほんの少し早く生まれてきたおかげで、勉強する楽しみを知った…君も学校に戻れ…というメッセージ。

川を見ながら彼は言う。
川のことを知らなければ、川を愛することはできない。だから、知ることは大事なのだ。教育は大事なのだ…。

音楽を知らなければ、音楽を愛せない。
言葉を知らなければ、言葉を愛せない。
仕事を知らなければ、仕事を愛せない。

何かを知ろうと思う、その意識が人間にはあるのだと思う。

でも、それには時間が必要だし、いくらかのシンドイ思いも必要だ。
その、時間とシンドイ思いを与えるのが、教育というものなのか…。

「人は知らないものに愛を感じない。」

名言だと思う。



| | 考えたこと | 00:34 | comments(0) | trackbacks(0) |