考えたこと2

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手書きとメモ
最近、手書きをするときは、手で書くという意識を持って書かないと、うまく書けなくなった。
なぜかというと、タイプする方が速いからだ。
考えるスピードの方が速く、書くスピードとの差が大きいから、じれったくなる。

ついつい、そういうクセが出て、手書きで記入する時にも速く書こうとする。
それがいけない。
自分で見ても、汚い字になってしまう。

だから、どうしても手で書かないといけないものは、いったん落ち着いて、「今から手で書く」と考えてから書くようにしている。
そうすると、普通の字が書ける。

これは能動的に書く時の話。
人の話を聞きながらメモするときは違う。

こないだ、シンポジウムを聞きに行ったときは、タイプでメモした。
これはあまりよくない。
タイプすることで、満足してしまって、考えないからだ。
ぼくはなるべく聞いたことをまとめて書くようにしているが、どうしてもタイプすると考える時間が減る。

更に、タイプすることで文字の情報は増えるが、丸で囲むとか、色を変えるとか、矢印をあとで引っ張るとか、そういうあとづけの情報が書けない。
それが一番困る。

学生でも、タブレットに手書きする人は、見ていて上手に書く人が多い。
最近はスマホでメモを打つ人もいるが、これは見えないからわからない。

たくさん文字を打てる人は、結局複写することに熱中して、考える時間がなくなるのだと思う。

面談の時のメモは時間を置いて見ると、何が書いてあるのかわからないものも多い。
これは話を聞きながら、書きながら短い時間で考えているからで、その時読めればいいと思って書いている。
所詮、全部はメモできないから、フィードバックすることや、このワードは大事だと思うもの、聞きながら、ここを後で確認しようと思うところなどを書いていくのだ。

文字を知らない頃の人たちは、記憶力がよかったという。
それは覚えることしか出来なかったからだろう。

今は文字どころか、レコーダーはあるし、勝手に文字起こしもしてくれる。
先生が映したスライドを写真に撮るだけのこともある。
どんどん能が退化していく。

これからの若い人たちは大変だろうと想う。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
音楽ビジネスの未来
AIの作った80年代のJ-Popのチャンネルをいくつか登録したら、関連のオススメでいくらでも出てくる。
曲を考えなくても、歌詞も、メロディも、アレンジもAIがやってくれるのだから、量産できる。
AIは膨大な曲や詩を24時間学習して、休みも要らない。
学習データさえちゃんと作れば、あとは指示するだけ。
幸い、学習するべき曲はネット上にあふれている。

そのうち、本当にAIが作った曲がヒットチャートに入るかもしれない。
そうなると、誰が栄誉を与えられるのだろうか。

ちょうど自動運転で事故を起こした時に、誰が責任を取るのかということの裏返し。
AIには感情はないが、栄誉にはお金が、罪には罰がついてまわる。
中国やアメリカでは自動運転のタクシーもぼちぼち動いているという。
人身事故を起こしたら、どうするのだろう。
法律は決まっているのだろうか。

音楽ビジネスについては、AIのために何を学習して、どう指示を与えたかというのが問題になるのだろう。
でも、それを明らかにしたら、学習元の音楽を作った人たちはどうするのだろうか。

また、そうなると、全く音楽制作を知らない人でも、音楽を生み出すことができるようになるかもしれない。
歌詞はナントカ風で、メロディはナントカ風で…、という具合。

実際、AIが作る日本の80年代のJ-popは聞いたらそんなふうになっている。
本当に近い将来、こういう曲がTiktokあたりでブレイクして、配信数1位になるかもしれない。

そうなったら、音楽ビジネスはどうなっていくんだろう。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:57 | comments(0) | trackbacks(0) |