考えたこと2

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気候非常事態?
今年の4月に2022年のノーベル物理学賞の共同受賞者が、気候非常事態について、「世界経済と何十億もの人々の幸福を脅かす危険な科学の腐敗」と言ったらしい。
日本のマスメディアだけ見ていると、こういうニュースはあまり取り上げられない。

見出しには「ノーベル物理学賞受賞者含む300人の学者が「気候変動の緊急事態など存在しない。科学の危険な腐敗だ」と宣言/「風力、太陽光は完全な失敗で環境を破壊しているだけだ」と書いてある。

ぼくもそう思う。
気候が緊急事態だ、と言われているが、中生代(約2.5億年前から6,600万年前)は今より気温が10度以上高かったが、地球は滅んでいないし、植物はもちろん動物も生き延びている。
少なくとも「緊急」ではないことは明らかだ。

それがあたかも危機であるように一部の学者たちが煽っている。
環境原理主義の人たちは欧州にも、アメリカの一部にも、もちろん日本にもいる。
本気で環境が大事だと思っている人もいるし、それに便乗して今の体制に不満をぶつけている人もいるし、それを儲けの対象にしている人もいる。

逮捕者も出たが、再エネ推進を言っている輩などは、詐欺と言ってもいい。
まあ、民主党の政権がバカだったのだが…。

日本も海外の口車に乗って、菅首相が脱炭素の目標を突然発表し、マスコミがそんなキャンペーンをした。
そこから、脱炭素という言葉が独り歩きを始めたが、最近になってようやくそれがバカなことだと気づき始めた。
今になって、やっと国民民主党が再エネ賦課金を廃止ということを言ってくれた。
やっと、という感じだ。

欧州では環境原理主義の発祥である緑の党が惨敗状態だ。
風力や太陽光の再エネを増やしたせいで、電気代は高騰し、EV化は中国の安価なEVに駆逐され、フォルクス・ワーゲンは非常に苦しい状態だ。
緑の党は自国の主要産業をどんどん潰していると言ってもいい。

アメリカはもともと共和党は気候変動に懐疑的だし、トランプ氏が勝てばだいぶ変わるだろう。
おそれおおいが、海外のノーベル賞受賞者がそろって機構非常事態に疑義を示したのは妥当だと思う。

日本でも日経に「三菱電機とアイシン、EV新会社の設立撤回 提携に変更」という記事が出た。
前にも書いたが、ぼくはいずれ石油は枯渇するからその対策は必要だと思う。
でも、それを10年、20年単位でやるのは無茶だ。
実際に埋蔵量の推定は50年以上だ。

だから、EV化の研究は進めないといけないが、内燃機関を捨てるのは早すぎる。
トヨタの戦略は正解なのだ。

それなのに、こないだの日経に「脱炭素社会実現の課題 公的支援や政策の有効性」などという記事が出ている。
再エネが当てにならないのは、ドイツやイギリスを見ればわかる。
CCSというCO2を地中に埋めるという技術も、水素もアンモニアも、エネルギーの無駄遣いだ。
だいたい、気候変動が温暖化ガスだけのせいだ、という前提すらおかしいという科学者も多いのだ。

日本のマスコミも悪い。
海外のニュースを偏って報道している。

そういうことをもっと知らしめるべきだ。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:34 | comments(0) | trackbacks(0) |