考えたこと2

遅まきながらYOASOBIの「アイドル」がテーマソングのアニメ「推しの子」を見た。
11回シリーズの第1期と第2期だ。
どんな話だろうと思っていたが、アイドル業界がよくわかるし、ミステリーの要素もあって面白い。

「推し」の子ということで、推しはあっけなく亡くなってしまうというのがミソ。
残された「推し」の子どもの物語。

目に星が輝いているのがアイドルだ。
そういう暗黙の約束事がある。

第二期の前半は漫画家の原作を舞台にするときの伝言ゲームの問題点や、今の新しい舞台の設備など、勉強になる。
大手の出版社の力や、原作者、脚本家の間に入るリライターなどの仕事もわかる。

それにしても、劇中劇をやりながら、間に役者の実態を入れるところは面白かった。
ちょっと長すぎる気もしたが…。

いろいろと本筋のプロットを入れているが、それがどうなるのか、3期が楽しみになる。
キャラクターはみんな可愛いのだが、その中にドス黒い思いが流れているというのがなんとも言えない。

YOASOBIの歌で知ったアニメだが、現在制作中という第3期は面白くなりそうだ。