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2022.11.08 Tuesday
Cole Clark
Cole Clarkはオーストラリアのギターメーカー。
2001年に創業している。 このごろずっと聞いている、ゆいにしおのギターもCole Clarkだ。 最近、見慣れない色のギターを見るが、それがオーストラリアのギター。 白っぽい明るい色の木材だ。 ぼくらの若い頃はこんなギターはなかった。 アコースティックギター(以前はフォークギターと呼んでいた)といえば、マーチンやギブソンというアメリカのメーカーが有名だった。 1ドル360円の固定相場の頃は、マーチンのD-45は70万円していたはず。 当時、ガロのメンバー2人がそれを持っているのがスゴイと思ったものだ。 今は150万円くらいの値段。 世界の所得が上がって、欲しい人が増えると値段は上がる。 固定相場から変動相場になった時に、円の価値が倍になってD-45が半分の値段になるかと思っていたら、ならなかった。 いまだに不思議だ。 あの分の儲けはどうなったんだろう。 話がそれたが、Cole Clarkのギターは主要なギターの構造(主にアメリカのギターだろう)とは違う構造らしい。 ネックとボディが一体になっている。 全てピックアップが付いたエレアコで、こちらも振動を音にするだけでなく、音自体もコンデンサーマイクで拾っている。 木はアラスカやカリフォルニアからレバノン、タスマニア、インド、そしてオーストラリアのものなどが使われている。 あまり聞かない木材も多い。 希少性やサステナビリティに気を使っている。 ぼくらは若い頃に、マーチン、ギブソンに憧れがあった。 クラウンの宣伝ではないが、いつかはマーチン、いつかはギブソンと思っていた。 ぼくもマーチンのギターを中古で買って、アコースティックはこれで決まり、と思っている。 最近のYoutubeを見ていると、若い人たちはあまりマーチン、ギブソン信仰はなく、どこのギターでもいい音がすれば使うという感じかな。 しかし、マーチンやギブソンの高級モデルほどは高くないにせよ、国産や安価なアジア製ギターと比べると、かなり高い。 彼ら、彼女らは、いつかはマーチン、いつかはギブソンと思っているのだろうか‥。 |
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