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2022.11.05 Saturday
オーストラリアのコロナ
オーストラリアもついにコロナは終了らしい。
10月14日以降は、COVID-19検査で陽性になっても、自己隔離(自宅待機)が不要になったとのこと。 首相が、自己隔離義務を撤廃するとともに、経済活性化を強化すると発表した。 こういう措置が日本にも必要だと強く思う。 すでに残っているコロナ対策はほとんど打ち切られていたが、この措置でほぼ全て撤廃されたらしい。 この「ほぼ」というのは、病院や高齢者施設への立ち入りの際にマスクが必要、というような規制を一部の州が残しているから。 まあ、日常的にはもとに戻ったということだろう。 コロナ陽性になっても、自己隔離もしなくていい、ということは、自己判断で大丈夫と思ったら、普通に生活していい、ということだ。 同時に、パンデミック法(ロックダウンや規制の準拠法)も終了になった。 ビクトリア州では、この法が930日以上発せられていたとのこと。 まさに、コロナ終了、ということだ。 オーストラリアでコロナ感染者や死者が減っているのか、ということだが、「陽性者の隔離義務撤廃」を発表した時点で、新規感染者数が1日5000人あまり。 この時点で、検査の義務付けはなくなっていたし、報告義務もなくなっていたので、ぶっちゃけて言えば感染者数はわからない、ということだ。 そもそも、当局自体が感染者数や入院者数、死者数などを発表しなくなったのだから、要するに普通に生活して問題は起こっていないから大丈夫、ということだろう。 これがまともな考え方だと思う。 街中ではマスクをしている人を見かけることが珍しく、数十人のパーティやイベントも実施されているとのこと。 もうコロナは過去のものになった。 今どき騒いでいるのは中国を除くと、日本だけだろう。 本当に情けない。 こないだ書いたが、これはどう生きるかという哲学の問題だと思う。 日本にはそれがないのだろう。 |
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