考えたこと2

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昆虫食
日本人は当たり前のように食べている食べ物だが、他の国の人から見たら驚くこともある。
スリランカから来ている留学生と日本人の学生と、セミナー前に話をしていた。

ぼくが食糧危機で昆虫食の話をしたら、虫を食べるのは気持ち悪い、という。
スリランカの学生も、うなずいていたが、ぼくは「日本に来てビックリした食べ物はあるか?」と聞いた。
そうすると、「イクラや明太子は気持ち悪くて食べられない」という。
日本人学生は「えー、あんな美味しいのに」という反応。
そんなものだ。

日本人は他国人から見るとゲテモノ食いたと思う。
まず刺し身。
これは海外では食べるところは少ないはず。
今でこそ寿司ブームで広まったが、食べられない人も多いと思う。
イカ、タコ、ナマコなども、最初に食べた人はエライ。

ああいうものは、大人が食べているから、食べ物だと認識できる。
小さい頃から当たり前のように食べていたら、それは食べ物になる。
ベジタリアンの子どもが、肉を気持ち悪くて食べられない、というのは当然だ。

イナゴの佃煮を食べたことがあるが、あれは甲殻類みたいな味だった。
小エビに近い。
飲み屋に行ったら「食べないか」と言われて食べた。
エビもイナゴも同じようなものだ。
見慣れているか、見慣れていないかの違いだろう。

ヨーロッパのチーズの類も同じようなもの。
臭いチーズはたくさんある。
慣れないととても食べられない。

結局、それを食べ物と思うかどうかのことだろう。

食糧危機で昆虫食が現実になるかもしれない。
それはとてもダメ、とみんな言うが、意外とすんなり食べられるようになるのではないか。
要は慣れればいいのだ。

昆虫食の未来は意外と明るいと思う。


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