考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< September 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
1万人の第九 6回目練習
二度目の第九も練習が半分を迎えた。
コダマ先生も、今年は進度が早いと言っている。
そのとおり。
去年はやっぱり初めての人が多かったのだと思う。

毎度書くが、最初に比べるとソプラノの人数が減った。
最初はソプラノのパートは満員だったのに、空席が目立つ。
今年は女性が多くて、男性は後ろ3列だけだったが、今なら4列にしても良さそうな感じ。
ということは、脱落者が一列分くらいはいるということだろうか…。
たしかに、あの高い声を出して、ドイツ語の歌詞を覚えるというのは大変だと思うけど。

ベースパートは、低い声は出ないが、ベースパートの高い音はテナーから変わったら楽チン。
第九のベースは、どちらかというと高い音が多いから、テナー転向組にはやりやすいと思う。

今回は撮影があった。
12月の本番に向けて、毎年各練習場で集合写真を撮る。
それをアルバムにして3000円?で売るという商法。
MBSもうまいことを考えた。
ホテルの斡旋もしているし、当日の弁当の販売もあるし、アルバムもあるし、おまけに番組の制作費はみんなが出しているという格好。
そこにサントリーも協賛している。
サントリーは一切宣伝していないから、エライ。本当の文化活動だろう。

佐渡裕の練習日が決まった。
11月の25日。今年は西宮芸術文化センターではなく、新神戸の方でやる。
4つほどの練習場が一緒に集まって実施。
遠方からも来たはずだ。
去年は90歳を超えた男性が来ていたのを思い出す。
元気だと感心した。
ぼくはもう死んでいるだろう。

今回もフーガの練習をやったが、途中のメロディがあやふやだった。
自信を持って声を出せないから、どうしても周りの音を聞いてついていく。
これでは歌にならない。
去年もそう思って練習したのだ。
それが生きていないのが情けないところ。

しかし、周りのメンバーで、明らかに譜面と違うことを歌っているのは何とかしてほしい。
こっちがあやふやだから、歌えなくなる。
このへんが1万人でやることの難しさだろう。
それでも、本番は圧倒的な迫力があるからなあ。

早く自信を持って歌えるようにしよう。


| | 考えたこと | 22:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
ロシアより愛を込めて
また007の映画を見てしまった。
WOWOWで今月は007特集をやっている。
何度見ても、いいものはいい。

2006年と2015年に007の映画のことを書いていた。
初代のジェームズ・ボンド、ショーン・コネリーが1960年代のイギリスMI6のスパイを演じている。
今見ると、ゆっくりしたいい時代だったと思う。

デジタル機器が一切ない。
アタッシュケースに隠されたナイフなど、懐かしい。
ケースの内部に硬貨が隠されているのも、今となっては微笑ましい。
今ならカード一枚でOKだ。

東西冷戦の時代。
実際にスパイ活動が功を奏したときもある。
今となっては闇の中の出来事もたくさんあるのだろう。
しかし、西側と東側(これも若い人には死語かもしれない)が対立し、お互いに敵がはっきりしていた。
アメリカの敵はソ連、ソ連の敵はアメリカ。
2つの勢力だけだったから、ある意味単純だったと思う。
それだからか、007も活動しやすかったのだろう。

今はスパイ活動もしているかもしれないが、インターネットで微妙なフェイクニュースを量産して、相手を攻撃する。
サイバー部隊というのもできている。

民族紛争も増えて、いろんなところで紛争が起こっている。
何が正しくて、何が間違っているか、いろんな立場で正義がある。
これでは、スパイもなかなかドラマにならない。

今でも007は作られているが、だいぶ様変わりした。
こないだ、最新作「007スペクター」も見たが、派手なアクションが多くて、面白かったがちょっと疲れた。

ショーン・コネリーがやっていた頃の、ちょっと笑わせるようなシーンがなくなったのが残念。

今の若い人に007と言っても、あまり関心がない。

このシリーズ、いつまで作られるんだろうか…。



| | 考えたこと | 00:32 | comments(0) | trackbacks(0) |