考えたこと2

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ロシアより愛を込めて
また007の映画を見てしまった。
WOWOWで今月は007特集をやっている。
何度見ても、いいものはいい。

2006年と2015年に007の映画のことを書いていた。
初代のジェームズ・ボンド、ショーン・コネリーが1960年代のイギリスMI6のスパイを演じている。
今見ると、ゆっくりしたいい時代だったと思う。

デジタル機器が一切ない。
アタッシュケースに隠されたナイフなど、懐かしい。
ケースの内部に硬貨が隠されているのも、今となっては微笑ましい。
今ならカード一枚でOKだ。

東西冷戦の時代。
実際にスパイ活動が功を奏したときもある。
今となっては闇の中の出来事もたくさんあるのだろう。
しかし、西側と東側(これも若い人には死語かもしれない)が対立し、お互いに敵がはっきりしていた。
アメリカの敵はソ連、ソ連の敵はアメリカ。
2つの勢力だけだったから、ある意味単純だったと思う。
それだからか、007も活動しやすかったのだろう。

今はスパイ活動もしているかもしれないが、インターネットで微妙なフェイクニュースを量産して、相手を攻撃する。
サイバー部隊というのもできている。

民族紛争も増えて、いろんなところで紛争が起こっている。
何が正しくて、何が間違っているか、いろんな立場で正義がある。
これでは、スパイもなかなかドラマにならない。

今でも007は作られているが、だいぶ様変わりした。
こないだ、最新作「007スペクター」も見たが、派手なアクションが多くて、面白かったがちょっと疲れた。

ショーン・コネリーがやっていた頃の、ちょっと笑わせるようなシーンがなくなったのが残念。

今の若い人に007と言っても、あまり関心がない。

このシリーズ、いつまで作られるんだろうか…。



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