考えたこと2

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弱い巨人
今年の読売巨人軍は弱い。
29勝36敗と大きく負け越し、順位は4位だ。
一時は最下位も見えた。
今もトップの広島に11.5ゲームも差をつけられている。

阪神が弱いのには慣れっこだったが、今年はなぜか強い。
金本監督のやり方がいいんだろうか。
よくわからないが、結果論では好調だ。

しかし、昔巨人が弱い時期があった。
長嶋が川上から引き継いだ頃だ。
あのときはだいぶマスコミでも騒がれたと思う。
今も騒いではいるが、あくまでも一部のネットの上で、そんなにテレビやラジオでヤイヤイ言っているわけではない。

世の中の巨人に対する興味が減っている。
野球の人口が減っているのだ。
今や圧倒的にサッカーの方が人気がある。
高齢者のファンはいるが、声が小さくなっている。
だから、巨人が弱くても普通に過ぎていく。

もちろん、高橋監督はシンドイだろうが、70年代の長嶋監督に比べるとだいぶマシだろう。
それこそ、ワイドショーのネタになっていたと思う。
これが野球の今の位置づけだ。

NHKのBSで大リーグの中継をやっているが、そっちの方が面白い。
試合のテンポは速いし、プレーも見ていてすごいと思う。
そういうファンの心理の変化もある。
つまり、日本の野球は、大リーグの下だという意識ができた。
日本で実績を積んだ選手は、大リーグに行く。
今やそれが当然なのだ。
たとえそれが巨人軍だったとしても、そう思うだろう。

そんな風に野球はサッカーに負けて競技人口が減り、ファンの人口も減り、さらにファンの意識も変わってしまった。

ぼくが小学校の頃、グローブとバットを持って原っぱに集まり、巨人の星を見て、野球をした。

もうすぐ、そんな時代があった、という話になる。

ぼくは今でもやっぱり野球の方が面白い。


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