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2017.06.30 Friday
リュック文化
朝の時間に電車に乗ると、とにかくリュックが多いのに驚く。
若い女性でもリュックを持っている。 昔は遠足の時しか持っていかなかったのに、今の流行りは何なんだろうと思う。 しかも、若い人だけではなく年寄りまで持っているから驚く。 ファッションのサイトを見ても、リュックのブランドなどが紹介されている。 リュックと言えば、山登りのグッズだったのに、えらいものだ。 なんでそんなに人気があるんだろうか。 たしかに、両手が空くというのはメリットだ…、と書いて、ハタと思い当たった。 若い人たちは両手が必要なのだ。 リュックばやりの原因は「スマホ」だと思う。 ガラケーの時代は片手でできたが、スマホは両手が必要だ。 片手で持って、もう片方の指で操作する。 だから、ショルダータイプや片手がふさがるカバンは敬遠されるのだと思う。 さらに、今は営業などの外回りの人たちは会社でタブレットを持たされている。 そういうこともあるのか、ビジネスマンすらリュックスタイルが多い。 なるほどなあ、必要に迫られて、リュックになっているのか…。 どうにも、スーツにリュックというのは違和感があるが、仕方ないのかもしれない。 今はショルダーバッグにもなり、リュックにもなるというマルチなカバンもできている。 もちろん、学生もリュックだ。 通学しているところを見ると、学校でも推薦しているのかもしれない。 1つ困るのが、リュックを背負ったままだとジャマになることだ。 特に電車の中など、無駄なスペースができる。 あれを前に回して吊り革を持っている人など、感心する。 なかなかいい文化だと思う。 中には、後ろに背負っているものを、前で持つための仕組みが組み込まれいるリュックもある。 電車通学の学生などは、学校でそういうのを選ばせるべきだと思う。 そうすれば、混んだ電車の中でも共存できる。 早くそういう文化も込みで流行ってほしいものだ。 |
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