考えたこと2

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書くことの意味
何かの本で読んだが、書くことはビジネスの基本だという。
ぼくも、仕事=書くことと言ってもいいと思っている。
もちろん、書いてさえいればいい、というわけではない。
そんな仕事はなかなかないだろう。
それでも、仕事の基本だと思う。

書くのが商売の小説家でさえ、いろんなところに取材に行き、いろんな人に会い、いろんな経験をすることが必要だ。
営業マンなら、得意先に行くとか、新規の顧客を開拓するとか、まず動くことをしないと仕事にならない。
エンジニアも同じだ。実験をすることも大事だし、顧客や製造現場のことも知らないといけない。

でも、それら大事なことをするためには、何が必要かと考えると「書くこと」が出てくる。
書くことは考えることでもある。
だから、「仕事=考えること=書くこと」なのだ。
今の企業は営業なら提案営業だし、提案するためには考えないといけない。
相手が何を考えているか、何を必要としているのか、何が不要なのか…、仕事の大事な部分は動くことではあるが、動くためには考えないといけない。
そこができないと、ムダな労力を使うことになる。
パソコンに向かって、「顧客のニーズ」と書いて、それに続けてどう書くか。
そこを考えて書くことが、本当の仕事になる。

また、文系であろうが、理系であろうが、仕事には打ち合わせがつきものだ。
顧客との打ち合わせもあれば、関連部署との打ち合わせもある。
個人対個人であれば、電話をしても、そこには打ち合わせと呼べるものもある。
一方、みんなで話をすると会議という。
喫煙コーナーでのバカ話からもビジネスのヒントが出たりする。
問題はそれらをどう組織に伝え、自分の考えを組織に広げていくかだ。

それらの話をまとめて上司や同僚に伝え、関連部署に回すためには要点をまとめなければならない。
それが書くことだ。
まとめるために考えることでもある。
まとめなければ、書けない。

誰かが言っていたが、頭の中にあるのは漠然とした考えのカオスのようなもので、それが話したり、書いたりすることで初めて明確になる、ということだ。
考えていることは、アウトプットしないと明確にはならない。
そして、話し言葉は話し終わった瞬間に消えてしまうものだから、それを形にするためには書かないといけない、ということになる。
そこが書くことの意味になる。

20代は勢いで仕事ができるかもしれないが、30代になると書けないと仕事にならない。
それだけ、書くことは大事なことだ。

若いうちに練習しておいたほうがいい。


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