![]() |
2016.08.23 Tuesday
SMAP解散その2
SMAPの解散報道だが、ネットメディア以外は見事な管制状態だと思う。
ぼくは別にSMAPに思い入れはないが、ぼくのような素人でもネットで解散騒動を調べるといろいろと出てくる。 その中から、事務所の経営者一家とマネージャーの確執が出てきて、そのとばっちりを受けた形で今回の解散になった、ということは明らかだ。 でも、そこに正面から突っ込む既成のメディアはない。 普段大きなことを言って、何かあれば突っ込むテレビも、このことに関しては頬かむり状態。 何か言えばジャニーズ事務所からタレントを引き上げられ、視聴率が落ちるのが恐い。 だから、箝口令を敷いているんだろう。 そんなマスコミなら、ワイドショーなどやめてニュースでも流しておけばいいのだ。 ネットのおかげで、一般の人のほとんどは実態を知っている。 知っていて、突然のFAX1枚で解散を受け止め、それ以降触らないようにしているマスコミを見ている。 ワイドショーなど、芸能ネタで食っている人たちは情けなくないのか。 自分たちの生活を守ろうとするのはわかるが、権力に立ち向かうのがジャーナリズムだったはずだ。 SMAPの解散は事務所も予想しなかった反乱のためだと言われている。 それはそうだろう。 事務所はドル箱のグループを何とか維持したいと思っていたはずだ。 それを翻して解散というカードを切らせた。 おそらく、もう芸能界と縁を切ろうとしているメンバーもいるのではないか。 そういう事態になった責任は、事務所側にある。 ジャニーズを独立して、SMAPを引き連れて別の事務所を作ろうとしたマネージャーを徹底的に潰した。 それが全ての原因だろう。 日本のタコツボ組織の問題とも言える。 ぼくは別にSMAPが解散しても構わないが、国会議員までが解散は残念と言っている。 多くのファンが解散はしてほしくないと思っている。 それなら、マスコミはジャーナリズムの意地を見せてほしい。 舛添騒動の時も、政治資金規正法がザル法であって、それがこの騒動の原因だと追求しなかったマスコミの罪は重いと思う。 その罪を重ねるのか。 このままでは本当にマスゴミになってしまうぞ。 |
![]() |