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2015.01.13 Tuesday
新型プリウス
今年はプリウスがモデルチェンジするらしい。
全面的なモデルチェンジだ。 つまり、トヨタのハイブリッドのシステムをすべて見直す(かもしれない)らしい。 以前からプリウスのシステムは高速に弱いと言われていた。 高速走行ばかりなら、ホンダがやめてしまったシステムの方が燃費がいい。 おまけに欧州ではディーゼルが主流になっていて、ディーゼルは高速では燃費がいい。 欧州メーカーは既存のエンジンの排気量を減らしてターボを付けたり、変速機を細かく制御したり、車両の軽量化を図ったりして低燃費にしている。 今のゴルフをみればわかる。 実際に走ると、ハイブリッドでなくても燃費はそこそこいくらしい。 もちろん、ハイブリッドの特性を理解し、それに合わせた走りをすれば、ハイブリッドの燃費はいい。 また、燃料コストという面ではディーゼルエンジンは軽油だからガソリンよりも安く、アドバンテージがある。 それらの要因を蹴散らして、あたらしいハイブリッドのシステムを設計して発売するというのがとトヨタの計画らしい。 ぼくはわけあってトヨタの車は買わないが、そういう車を出すのはいいことだと思う。 日本は戦後航空機を作るのをやめた。というか、連合軍にやめさされた。 優秀な技術者がゼロ戦を作ったが、その技術はもう飛行機には使えなくなった。 それらの技術者が自動車や新幹線を作った。 ドイツは第二次大戦中にV型ロケットを作っていたが、この技術者たちは東西に分かれてアメリカとソ連に連れて行かれた。 彼らがスプートニクやアポロを産んだということも言えるかもしれない。 ドイツと日本はどちらも車で世界的に有名になった。 それは航空機をやめたことと関係があるのだと思う。 ハイブリッドか、PHVか、電気自動車か、燃料電池車か…。 最終的には電気で走る時代は来るんだろうが、まだまだ難しい。 そこにいきつくまでのつなぎになる。 燃費がよくて、走っていて楽しいクルマを日本で作ってほしい。 今年はどうなるのか、楽しみだ。 |
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