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2014.12.14 Sunday
学校がピンチ
財務省が公立小学校の1年生の「35人学級」を「40人学級」に戻すという方針を示したらしい。
当然、財源が問題だということだろう。 でも、文科省側からは反対が出ている。 今、学校はピンチだそうだ。 新聞によると、こうある。 「学校教員向けサイト「EDUPEDIA」が去年12月に行ったアンケート調査では、公立小中学校教員342人のうち6割が月51時間以上残業しており、9割以上が「教員数が少ない」と感じているという結果が出ています。また文科省の調査によると、教員の精神疾患による休職者はこの10年で約3倍となっています。」 残業をちゃんとカウントしているとすると、51時間はだいたい一日あたり、2時間ちょっととなり、帰るのは7時過ぎということだろう。 ちゃんと残業がついているのなら、そんな職場はたくさんあると思う。 あまり褒められたことではないと思うが…。 精神疾患による求職者が3年で10倍になっているのは、大変なことだ。 これは、教師になりたい、という人を選別するのに、考慮しないといけない。 性格検査をするとか、メンタルに強い人を選ぶとか…。 それと、過労によるものもあるだろうから、人を増やさないといけないと思う。 しかし、教員を増やすよりも、事務員を増やしたほうがいいというのがぼくの意見。 学校には先生と生徒しかいないという状態が、よくない状況を作っていると思う。 事務能力に長けた人、企業経験がある人を学校にもっと入れていかないといけない。 実際に生徒たちが出て行くのは、実社会であって、学校組織ではないからだ。 給食費を集めたり、何かの費用を集めたり、保護者宛の文書を回収したり、学校から保護者への連絡など、一元的に事務組織からやればいい。そうすれば40人学級に戻しても大丈夫だと思う。 現場が疲弊しているのは、今の学校がいじめを隠したり、休職が多かったりすることでわかる。 そういう時こそ、人心を改めないといけない。 今のような人材ばかりいくら入れてもダメなものはダメだろう。 違った人材を入れていかないといけないと思う。 そうではないだろうか。 |
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